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HIPUS SaaS×BPOでより適正な金型管理を提案
資産情報の見える化と運用を支援
取適法施行を背景に、金型管理の適正化がますます求められている。しかし、その煩雑さから後手に回りやすく、適切な管理が難しいという課題がある。HIPUS(東京都千代田区)は3月に金型管理システムの「SACT(サクッと)」をリリースした。金型情報をクラウドで一元管理するシステムに、BPO(業務代行)を組み合わせ型管理における業務の運用まで支援する。

SACTはシステム上で金型の台帳情報を一元管理できる。金型ごとの管理番号や貸出先、使用履歴、保管料などの情報を紐づけることでライフサイクル全体を可視化。金型に貼り付けたQR ラベルを携帯端末などで読み取ることで、各種情報を管理できるほか、金型を撮影すると写真とGPSによる位置情報を登録・確認ができる。写真で金型の状態を確認できるので、実査の手間を削減とともに、分散する金型情報を一元管理できる。
そしてSACTの最大の特長はBPOにある。HIPUSが台帳更新や棚卸し依頼などを請け負うことも可能だ。多くの金型ユーザーでは型管理は本業ではないため、リソースが不足しやすく、運用が継続しにくい。こうした業務を代行することで管理精度の維持を支援する。

金型を管理したいユーザーと貸与先サプライヤー間の依頼連絡の進捗具合もモニタリングしているので、連絡が滞れば対応を促す。サプライヤーは棚卸情報を確認して、ユーザーに棚卸し確認の承認をもらうことができる。両者の負担軽減と、最新の金型情報の維持を両立する。
導入対象は金型を自社で所有・管理するユーザー企業となるが、金型の貸与先のサプライヤーもクラウドにアクセスし、棚卸し結果の登録や情報更新を行える。利用料はユーザー企業が負担するため、サプライヤーに金銭的な負担は無い。

ユーザーとサプライヤー間で連絡を取り合う機能も備える。型管理を担うサプライヤーからユーザーへ、金型の廃棄や返却のリクエストを出すことで、不要な金型の洗い出しが可能となり、資産の圧縮にもつながる。
導入先のパナソニックグループでは国内外の拠点で管理していた約35万型を17万型まで削減した例もある。現在は産業機械や電子機器分野での引き合いがメインだが、今後は自動車分野にも提案を広げる考えだ。
長林甫尚シニアマネージャーは「SACTとBPOを活用して無駄を省くと同時に、保管費用の適正化やコンプライアンス-を確保できる。適正な管理で金型の削減にもつながるので、財務や経営強化にも貢献できる」と説明する。
現在、トライアルも実施中だ。「しっかり伴走支援する体制を整えているので、ご要望があればお声がけいただきたい」(長林シニアマネージャー)としている。
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