ベトナム人技術者の採用支援 ワンテラスは、ベトナムを中心にアジア人の機械加工、設計に特化した人材の採用支援を行う。昨年度は、168人のベトナム人らの日本企業への採用をサポートした。 高い実績を誇る理由は豊富な人材のネット…
【ひと】明工精機代表取締役・北原収さん リーマン後に加工メーカーを立ち上げた
リーマン後に加工メーカーを立ち上げた

「日本一の賃加工屋を目指す」。リーマンショック後の2009年、世界的な不況の真っただ中に部品加工メーカーから独立。ダイセットやモールドベースなどを手掛ける明工精機を設立した。金融機関からは「正気ですか」と驚かれたという。
設立当初はなかなか仕事が取れず、苦労した。なんとか会社を軌道に乗せようと、がむしゃらに奮闘した。転機が訪れたのは2011年。タイで起こった大洪水だった。
タイ中心部を襲った未曾有の大洪水は、日系企業にも甚大な被害をもたらした。稼働停止に陥る企業が相次ぐ中、現地工場が被災したある大手メーカーから急きょ仕事が舞い込んできた。「1週間で12型作ってほしい」。
当時、従業員は自身含め3人。1週間徹夜で働き、何とか納期に間に合わせた。すると、その対応と品質が高く評価され、その後も仕事が回ってくるようになった。会社も徐々に軌道に乗りはじめ、設備も充実させていく。
15年には恒温工場を新設し、20年に超精密加工が可能なジグボーラー(安田工業)や、大型の平面研削盤(岡本工作機械製作所)を導入した。「少しでも良い物を提供するために、機械や工具への投資は惜しまない」。
設立から12年。従業員は3人から25人に増えた。「従業員がやりがいをもって働ける会社をつくり、全員でいつか必ず日本一になる」。
金型新聞 2021年5月14日
関連記事
人手不足や事業承継問題に取り組む 「地域の工業会との交流を深め、プレス業界として、もっと発信力を高めたい」。そう話すのは、6月の総会で日本金属プレス工業協会(日金協)の会長に就任した久野忠博氏(久野金属工業社長)。プレス…
〜世界の需要どう取り込む〜 世界の金型需要を取り込むには何が必要か—。世界各地の金型工業会の設立に関わり、世界中の金型業界をよく知る日本金型工業会学術顧問の横田悦二郎氏は「コロナで世界の金型需要は高まるが、需要を確保す…
ユーチューブでものづくりの魅力伝える 「皆さん、どうもこんにちは」。動画投稿サイト「ユーチューブ」で、自身を模したキャラクターとアニメーションにのせてものづくりの基礎知識を解説する。話題は自身が手掛ける冷間圧造金型に関…
この人に聞く2018 今年4月に樫山金型工業から社名を変更した「コガネイモールド」。携帯電話を中心としたプラスチック金型で一時代を築いた同社だったが、スマートフォンの登場によって需要が激減。しかし、一昨年に空圧機器メー…
