金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

01

新聞購読のお申込み

ムトウ 中国ベースを日本品質で提供

日本語対応など取引しやすく

プラスチック金型メーカーのムトウ(東京都江戸川区、03-3656-8651)は、中国製の低価格なモールドベースを日本品質で提供する事業に乗り出す。加工は実績のある中国の協力先に依頼し、打ち合わせなどは現地法人の日本人社員が対応する。日本にいながら、中国製のコストメリットを最大限に得られる体制を構築した。

ムトウは2008年に上海に現地法人「上海武嘉模具商貿有限公司」を設立。以来モールドベースを含め、協力先を開拓してきた。今回はそのネットワークを活用する。月産100型以上の生産能力を持ち、海外企業と取引経験の豊富な現地先に加工を依頼する。

ムトウが作成した数十項目にわたるチェックリストに基づき、出荷前には品質チェックを行うなど、日本と同等の品質を担保した。必要に応じ鋼材のミルシートの提出も可能だ。また、言葉のストレスをなくすため、打ち合わせなどは全て上海に常駐する現地法人の日本人社員が対応する。電話も日本から転送するので、日本にかければ現地社員と話せるようにした。

サイズは成形機で150t~1000tまでで、3次元データだけで全加工モールドベースに対応し、必要であれば2次元図面も無償で提供する。納期は輸送期間も含め25日から対応できる。

価格はサイズで異なるが「当社の実績では最大3割程度のコストダウンにつながったケースもある」(武藤嘉行社長)という。このコストメリットを高めるため、ムトウは間に入らず、現地法人と直接取引するようにした。武藤社長は「モールドベースのコスト削減は協調領域だと思う。できる限り安く提供できるようにしたかった」と話している。

金型新聞 2021年10月10日

関連記事

武林製作所 千田氏がなにわの名工、山中氏が八尾ものづくり達人

加工効率高める金型設計 歯ブラシのプラスチック金型を手掛ける武林製作所(大阪府八尾市、072・998・1207)の技術者、千田雄一氏と山中慎也氏はそれぞれ2024年の「なにわの名工」(大阪府)と「八尾ものづくり達人」に選…

三井ハイテック 組織・人事

三井ハイテック 2月1日付 組織 金型事業本部・金型営業統轄部 営業業務部を金型営業統轄部 営業企画部に改称。 人事(敬称略・カッコ内旧職) 金型事業本部金型営業統轄部営業企画部長(金型事業本部金型営業統轄部海外営業部長…

伊藤製作所 伊藤竜平氏が社長に就任

プレス金型や量産を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059-364-7111)は伊藤竜平氏が代表取締役社長に就任し、伊藤澄夫社長は代表権のある会長に就いた。 伊藤竜平氏は1976年生まれ、三重県出身。99年に同社へ入社…

テクノア 初のオンライン展『中小ものづくり技術展』を開催中

4月1日から7月30日まで 日本各地の中小製造業28社も出展 加工技術など紹介動画ほか、工場見学LIVEや補助金セミナーも実施  生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市)は同社初主催となるオンライン展示会『…

ニチダイ 2021年4—12月期連結決算

車減産の影響も増収増益 フィルタは計画上回る ニチダイの2021年4—12月期連結決算は、売上高が97億4800万円(前年同期比26.1%増)、営業利益が2億8800万円、経常利益が2億9800万円となった。 半導体不足…

トピックス

関連サイト