かつて世界一の生産額を誇り、“金型大国”と呼ばれていた日本の金型産業。ピーク時には、年間で2兆円近い金型を日本で生産していた。しかし2000年以降、自動車や電機といったセットメーカーの相次ぐ海外移転による国内需要の減少…
パンチ工業 22年3月通期見通し
売上高を上方修正
自動車関連に復調気配
パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)はこのほど、2022年3月期通期の売上高が前年比18・2%増の384億円になる見通しだと発表した。15.2%増を見込んでいた従来予想から10億円上方修正した。
営業利益は73.5%増の28億円、経常利益は61.6%増の27億1000万円で、従来予想をそれぞれ2億5000万円、2億4000万円上方修正した。
中国における電力不足の影響度合いに一定の見通しが立った他、足元で自動車関連の受注が復調気配をみせていることなどが上方修正につながった。
金型新聞 2022年1月10日
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