金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

20

新聞購読のお申込み

インターモールド2022総集編 -金型展-

多様な成形品、技術を披露

エンドミルの製造工法やモーター関連の成形品も

小林工業 ヘリカル成形金型を活用したエンドミル
三琇ファインツール ブラシ形状成形品

金型展2022では、最新技術を駆使して作った金型や成形品が披露された。現在のトレンドとなっている持続可能な社会や電気自動車に関連する成形品など、様々な提案が見られた。

粉末冶金金型メーカーの小林工業は、独自のヘリカル成形金型を活用したエンドミルの製造工法を展示した。粉末冶金金型でらせん状にニアネット成形することによって、最小限の研削加工でエンドミルを製造できる。

従来の工法に比べ、工数を30%削減できる。専用設備なども不要。今年3月に特許を取得し、工具メーカーを中心に売り込む考えだという。

協栄プリント技研は、パンチ打抜き簡易金型「FQDC」を展示した。再現性を維持しつつ上型、下型ともに4か所をネジで固定するだけで交換でき、多品種少量の製品の生産に適している。

日進精機 生分解性プラスチックで成形したタンブラー

ストリッパプレートを用いずその役割をスポンジで代替するなど過剰な構造を徹底的に削ぎ落とし、製作コストを低減する事で販売価格を抑えた。価格は9万円台から。

微細精密なプラスチック成形品を展示していたのは、三琇ファインツール。なかでもブラシ形状成形品は、微細な刷毛からさらに無数の刷毛が伸びている。その細さは0.1㎜。このような微細成形品を多数個取りで成形する。

日進精機は生分解性プラスチックで成形したタンブラーを展示。特長は100%生分解性プラスチックで成形していること。同素材は100%植物由来なので土に還ることができる。大樹生命のノベルティとしても採用される実績を持つなど、今後もノベルティなどでの採用を目指す。

三井ハイテックは、モーターコアを3次元形状に積層する技術を出品した。プレス加工をしながら、金型が内部で独自の動きをし、3次元形状に積層する。

モーターコアの小型化や高効率化をはじめ、モーターコア以外の分野での応用に期待しているという。

三井ハイテック モーターコアを3次元形状に積層する技術

聖徳ゼロテックが出品したのはモータ用のバスバー。寸法公差は100分の1㎜で、それを加工するプレス金型の精度は1000分の1㎜。電子部品などの精密プレスと、厚物プレスの両方を得意とする技術を活かして完成した。

金型新聞 WEB限定

関連記事

型設計を効率化
ナノソフト

「3DQuickPress」+「3DSimSTAMP」 ナノソフトの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題  3次元でのプレス金型設計を実践する企業が増えつつある中で、さらなるリードタイム短縮やコスト削減を…

日本金型工業会 金型マスターに24人認定

次世代のリーダー育成 日本金型工業会(山中雅仁会長・ヤマナカゴーキン社長)は10月18日、上野精養軒(東京都台東区)で「第3回金型アカデミー・シニア金型マスター・金型マスター認定式」を開催した。金型製造に10年以上携わっ…

岐阜工業高校 ものづくり見本市を開催

小中学生を対象 キットで楽しく体験 岐阜工業高校(岐阜県羽島郡笠松町、058-387-4141)は8月11~12日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で「ものづくり見本市」を開催する。 「振動でスケートする飛行機の製作」や「…

インターモールド開催中止

インターモールド開催中止

 インターモールド振興会(大阪市中央区、06-6944-9911)は3月10日、4月15~18日にインテックス大阪で予定していた第31回金型加工技術展「インターモールド2020」の開催を中止すると発表した。  新型コロナ…

インターモールド名古屋の注目セミナー

ウェブでオンデマンド配信 インターモールド振興会(大阪市中央区、06-9644-9911)は、インターモールド名古屋(7月6~9日、ポートメッセなごや)で開催したセミナーの動画を特設ウェブサイトでオンデマンド配信(You…

トピックス

関連サイト