出展各社の見所、小出会長(日本金型工業会)がレポート 新型コロナの感染が拡大し金型関連企業も県外への外出を自主規制する動きが広がる中、インターモールド2021では初の試みとして開催初日の4月14日、展示会場の様子を撮影…
インターモールド2022総集編 -金型展-
多様な成形品、技術を披露
エンドミルの製造工法やモーター関連の成形品も


金型展2022では、最新技術を駆使して作った金型や成形品が披露された。現在のトレンドとなっている持続可能な社会や電気自動車に関連する成形品など、様々な提案が見られた。
粉末冶金金型メーカーの小林工業は、独自のヘリカル成形金型を活用したエンドミルの製造工法を展示した。粉末冶金金型でらせん状にニアネット成形することによって、最小限の研削加工でエンドミルを製造できる。
従来の工法に比べ、工数を30%削減できる。専用設備なども不要。今年3月に特許を取得し、工具メーカーを中心に売り込む考えだという。
協栄プリント技研は、パンチ打抜き簡易金型「FQDC」を展示した。再現性を維持しつつ上型、下型ともに4か所をネジで固定するだけで交換でき、多品種少量の製品の生産に適している。

ストリッパプレートを用いずその役割をスポンジで代替するなど過剰な構造を徹底的に削ぎ落とし、製作コストを低減する事で販売価格を抑えた。価格は9万円台から。
微細精密なプラスチック成形品を展示していたのは、三琇ファインツール。なかでもブラシ形状成形品は、微細な刷毛からさらに無数の刷毛が伸びている。その細さは0.1㎜。このような微細成形品を多数個取りで成形する。
日進精機は生分解性プラスチックで成形したタンブラーを展示。特長は100%生分解性プラスチックで成形していること。同素材は100%植物由来なので土に還ることができる。大樹生命のノベルティとしても採用される実績を持つなど、今後もノベルティなどでの採用を目指す。
三井ハイテックは、モーターコアを3次元形状に積層する技術を出品した。プレス加工をしながら、金型が内部で独自の動きをし、3次元形状に積層する。
モーターコアの小型化や高効率化をはじめ、モーターコア以外の分野での応用に期待しているという。

聖徳ゼロテックが出品したのはモータ用のバスバー。寸法公差は100分の1㎜で、それを加工するプレス金型の精度は1000分の1㎜。電子部品などの精密プレスと、厚物プレスの両方を得意とする技術を活かして完成した。
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