金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

24

新聞購読のお申込み

インターモールド2022総集編 -金型展-

多様な成形品、技術を披露

エンドミルの製造工法やモーター関連の成形品も

小林工業 ヘリカル成形金型を活用したエンドミル
三琇ファインツール ブラシ形状成形品

金型展2022では、最新技術を駆使して作った金型や成形品が披露された。現在のトレンドとなっている持続可能な社会や電気自動車に関連する成形品など、様々な提案が見られた。

粉末冶金金型メーカーの小林工業は、独自のヘリカル成形金型を活用したエンドミルの製造工法を展示した。粉末冶金金型でらせん状にニアネット成形することによって、最小限の研削加工でエンドミルを製造できる。

従来の工法に比べ、工数を30%削減できる。専用設備なども不要。今年3月に特許を取得し、工具メーカーを中心に売り込む考えだという。

協栄プリント技研は、パンチ打抜き簡易金型「FQDC」を展示した。再現性を維持しつつ上型、下型ともに4か所をネジで固定するだけで交換でき、多品種少量の製品の生産に適している。

日進精機 生分解性プラスチックで成形したタンブラー

ストリッパプレートを用いずその役割をスポンジで代替するなど過剰な構造を徹底的に削ぎ落とし、製作コストを低減する事で販売価格を抑えた。価格は9万円台から。

微細精密なプラスチック成形品を展示していたのは、三琇ファインツール。なかでもブラシ形状成形品は、微細な刷毛からさらに無数の刷毛が伸びている。その細さは0.1㎜。このような微細成形品を多数個取りで成形する。

日進精機は生分解性プラスチックで成形したタンブラーを展示。特長は100%生分解性プラスチックで成形していること。同素材は100%植物由来なので土に還ることができる。大樹生命のノベルティとしても採用される実績を持つなど、今後もノベルティなどでの採用を目指す。

三井ハイテックは、モーターコアを3次元形状に積層する技術を出品した。プレス加工をしながら、金型が内部で独自の動きをし、3次元形状に積層する。

モーターコアの小型化や高効率化をはじめ、モーターコア以外の分野での応用に期待しているという。

三井ハイテック モーターコアを3次元形状に積層する技術

聖徳ゼロテックが出品したのはモータ用のバスバー。寸法公差は100分の1㎜で、それを加工するプレス金型の精度は1000分の1㎜。電子部品などの精密プレスと、厚物プレスの両方を得意とする技術を活かして完成した。

金型新聞 WEB限定

関連記事

岐阜工業高校 ものづくり見本市を開催

小中学生を対象 キットで楽しく体験 岐阜工業高校(岐阜県羽島郡笠松町、058-387-4141)は8月11~12日、岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で「ものづくり見本市」を開催する。 「振動でスケートする飛行機の製作」や「…

日本金型工業会 新春金型座談会を開催

若手経営者が金型業界の今後を占う 日本金型工業会は1月9日にオンラインウェビナー「新春金型座談会」を開催した。横田悦二郎氏(日本金型工業会学術顧問)による講演後、大場総一郎氏(狭山金型製作所)、武原謙二氏(ナガラ)、中村…

φ0.1の4枚刃ラジアス
日進工具

無限コーティングプレミアムロングネックラジアスエンドミル 日進工具の公式製品紹介は、こちらから 現場の課題  精密金型の微細形状を直彫り加工する際、加工精度は高レベルで保ちながら、加工能率も高めたいというニーズが多い。そ…

日本M&Aセンター 「事業継承」テーマにセミナー

12月7~9日東京・大阪で 日本M&Aセンターは日刊工業新聞社と共催で、「事業承継」など日本の製造業が抱える課題をテーマにしたセミナーを開催する。12月7日に東京、9日に大阪で開き、東京開催の様子はライブ配信する…

型設計を効率化
ナノソフト

「3DQuickPress」+「3DSimSTAMP」 ナノソフトの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題  3次元でのプレス金型設計を実践する企業が増えつつある中で、さらなるリードタイム短縮やコスト削減を…

トピックス

関連サイト