金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MARCH

25

新聞購読のお申込み

インターモールド2022総集編 -金型展-

多様な成形品、技術を披露

エンドミルの製造工法やモーター関連の成形品も

小林工業 ヘリカル成形金型を活用したエンドミル
三琇ファインツール ブラシ形状成形品

金型展2022では、最新技術を駆使して作った金型や成形品が披露された。現在のトレンドとなっている持続可能な社会や電気自動車に関連する成形品など、様々な提案が見られた。

粉末冶金金型メーカーの小林工業は、独自のヘリカル成形金型を活用したエンドミルの製造工法を展示した。粉末冶金金型でらせん状にニアネット成形することによって、最小限の研削加工でエンドミルを製造できる。

従来の工法に比べ、工数を30%削減できる。専用設備なども不要。今年3月に特許を取得し、工具メーカーを中心に売り込む考えだという。

協栄プリント技研は、パンチ打抜き簡易金型「FQDC」を展示した。再現性を維持しつつ上型、下型ともに4か所をネジで固定するだけで交換でき、多品種少量の製品の生産に適している。

日進精機 生分解性プラスチックで成形したタンブラー

ストリッパプレートを用いずその役割をスポンジで代替するなど過剰な構造を徹底的に削ぎ落とし、製作コストを低減する事で販売価格を抑えた。価格は9万円台から。

微細精密なプラスチック成形品を展示していたのは、三琇ファインツール。なかでもブラシ形状成形品は、微細な刷毛からさらに無数の刷毛が伸びている。その細さは0.1㎜。このような微細成形品を多数個取りで成形する。

日進精機は生分解性プラスチックで成形したタンブラーを展示。特長は100%生分解性プラスチックで成形していること。同素材は100%植物由来なので土に還ることができる。大樹生命のノベルティとしても採用される実績を持つなど、今後もノベルティなどでの採用を目指す。

三井ハイテックは、モーターコアを3次元形状に積層する技術を出品した。プレス加工をしながら、金型が内部で独自の動きをし、3次元形状に積層する。

モーターコアの小型化や高効率化をはじめ、モーターコア以外の分野での応用に期待しているという。

三井ハイテック モーターコアを3次元形状に積層する技術

聖徳ゼロテックが出品したのはモータ用のバスバー。寸法公差は100分の1㎜で、それを加工するプレス金型の精度は1000分の1㎜。電子部品などの精密プレスと、厚物プレスの両方を得意とする技術を活かして完成した。

金型新聞 WEB限定

関連記事

インターモールド2022 4月20からインテックス大阪で開幕

金型加工の最新技術が競演 4年ぶりの大阪開催 金型加工技術の専門展示会「インターモールド2022」(主催:日本金型工業会、運営:インターモールド振興会)が4月20~23日の4日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催…

第3回製造業対抗ミニ四駆大会、4月20日開催

自社の技術取り入れたオリジナルマシンで優勝目指そう! ものづくり企業が独自の技術を取り入れてカスタムしたミニ四駆でレースを競う「第3回製造業対抗ミニ四駆大会」(主催ザ・クラフターズ:戸屋加代会長・MACHICOCO社長)…

型技術協会 ウェブ講習会参加者募集

型技術協会 ウェブ講習会参加者募集

 型技術協会は、「第1回型技術WEB基礎講習会」の参加者募集を開始した。開催日時は12月18日の13時〜17時。申し込みの締め切りは11月20日で、募集件数30件に達し次第終了する。  同講習会は「もう一度基礎から学ぶ …

表面処理加工技術展2024、3月8日に大阪産業創造館で開催

「表面処理加工技術展2024」(主催:大阪産業局)が3月8日、大阪産業創造館(大阪市中央区)で開かれる。「新価値をまとわせろ!進化の鍵は表面処理にあり」をテーマに、61社の企業(2月2日時点)が表面処理加工技術やコーティ…

金型現場の課題を解決する最新技術 インターモールド2022

金型製造現場は現在、様々な課題を抱えている。それは、人手不足やグローバル競争の激化、自動車の電動化などといった各分野にまたがる。「インターモールド2022」では、これらの課題を解決する機械や工具を始めとした金型製造技術の…

トピックス

関連サイト