営業改革や自社ブランド開発 まつやま・ひろのぶ1980年生まれ、東京都出身。2004年立教大学卒業後、UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)に入行し、営業、企画などを経験した。19年扶桑精工に入社、20年同社社長に就任し、現在に…
「パソコンの中でものづくりできることに魅力」微細金型のCAD/CAM担当する女性技術者
T・D・Cモールド 製造部 製造係 松尾 由貴子さん

加工精度±2μm以内の微細精密な金型のモデリングや加工プログラムを作成する。そのスキルは社内外でも高く評価され、昨年には工作機械メーカーの碌々産業が優れた加工技術者に贈る「エキスパートマシニングアーティスト」に女性で唯一認定された。
前職ではプレス金型の研磨や検査工程に携わっていたが、「もっと加工に関わりたい」と転職を決意。福岡県遠賀町にあるプラスチック用金型メーカー、T・D・Cモールド(旧・豊洋エンジニアリング)に入社した。
CAD/CAMは未経験。ただ、学生時代からパソコンの中でものづくりができるということに魅力を感じていた。力仕事も多い金型加工現場。「CAD/CAMなら男女関係なく力を発揮できると思った」。
ソフトウェアの使い方やプログラムの作り方を一から学び、分からない時は現場に出て、実際に機械の動きを見たり、技術者に直接聞いたりして技術を身に付けていった。
仕事に一途で、以前は帰宅途中に何か閃いたり、考えが浮かんだりすると会社に引き返すこともあったという。「すぐに試してみたくて翌日まで待てなかったんですよね」。
入社から18年。最近は後進の育成にも取り組んでいる。「これまで培ってきた技術やノウハウを後人に伝承していくことも私の役目だと考えています」。
金型新聞 2022年5月10日
関連記事
ねじ転造盤やローリングマシンなどの販売や転造技術の開発を手掛ける三嶋商事(愛知県日進市、0561-72-2657)は部品加工部門を立ち上げ、冷間鍛造用金型のダイスケースなど1次加工(荒加工)の受託加工サービスを開始した。…
徹底して顧客の声を聞く 高温の射出成形用金型を得意とするケイ・エス・エムは医療機器分野への参入やロボット販売など事業の多角化を進めている。新事業の立ち上げで苦労する企業が多い中、成功しているのは「金型技術をコアにものづく…
人手不足や事業承継問題に取り組む 「地域の工業会との交流を深め、プレス業界として、もっと発信力を高めたい」。そう話すのは、6月の総会で日本金属プレス工業協会(日金協)の会長に就任した久野忠博氏(久野金属工業社長)。プレス…
電動車による部品の変化や脱炭素対応などさまざまな変化に迫られている金型業界。見てきたように、こうした変化に対応すべく、プレス金型の製造現場ではいろんな取り組みを進めている。一方で、環境変化によってプレス機のニーズは変わる…
