金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

28

新聞購読のお申込み

七宝金型工業 焼き嵌め工具の自動交換装置を開発

人的ミス、作業時間を削減

ダイカスト金型メーカーの七宝金型工業(愛知県津島市、0567-24-8787)は工作機械や研削機の設計製造を手掛けるサンテック(滋賀県草津市)と共同で、焼き嵌めホルダと切削工具の着脱を自動化する焼き嵌め工具自動交換装置「TOOL MEISTER(ツールマイスター)」を開発し、販売を始めた。同社はものづくりの楽しさを感じてもらえる企業を目指し、社内にエスラボ事業を立ち上げ、現場の効率化・スマート化を図る商品開発を進める。ツールマイスターはその第1弾として開発した。

焼き嵌めホルダと工具のセッティングは従来、人の作業で行っていたが、同製品はホルダと工具をワゴンにセッティングし、ボタンを押すだけで、機内ロボットが自動で焼き嵌め工具の着脱を行う。工具データの入力は事前に工具ファイルをCSVで転送することで、自動で設定可能なスマートシステムを採用しており、工具突出量も0.01㎜単位で設定できるため、人的ミスや作業者の拘束時間の削減につながる。

ツールマイスターは、装置サイズが1400×2220/3300/3900㎜の3タイプを用意。ホルダ種類はHSK—A63・100、BT40・50に対応し、セット可能なホルダ本数は20・40・60本、工具本数は64・160本、対応シャンク径はφ4・6・8・10㎜、ホルダ可搬重量は8㎏。

同社は7月6~9日にポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開かれるインターモールド名古屋に出展し実機を披露する。松岡寛高社長は「単純作業である工具の段取りを自動化することで高付加価値な作業に集中でき、現場のやりがいにつながる」と期待感を示す。同社は製品動画の作成や工場見学会を行い、活用方法を披露するほか、今後も新製品の開発を進める。

金型新聞 2022年7月1日

関連記事

ダイジェット工業 スプリングキャンペーン2022

4月28日まで インサート購入で本体サービス ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は「スプリングキャンペーン2022」を実施している。対象製品のインサートを規定個数購入したユーザーに適用本体を1台サ…

ダイジェット工業 高能率に肩削りできる刃先交換式カッタを発売

SIC‐EVO ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、片面2コーナーの三次元インサート使用により、切削抵抗を低減し切りくず排出性にも優れた肩削り加工用刃先交換式カッタ「SIC‐EVO(SSV形)」…

ミスミ 超硬ボールエンドミル AXTシリーズの販売開始

高硬度鋼加工で高い耐久性 ミスミグループ本社(東京都千代田区、03・6777・7800)はこのほど、自社ブランド製品「超硬ボールエンドミル AXTシリーズ」の販売を開始した。新しいコーティング技術の採用などにより、高硬度…

プラスチック射出成形品の離型抵抗評価金型【金型テクノラボ】

プラスチック製品を射出成形金型から突き出す際に生じる離型抵抗は、製品に変形や破損を引き起こすため、様々な抑止方法が提案されている。この抑止方法を検討する際には離型抵抗の定量的な評価が重要となる。本稿では、離型抵抗を評価す…

小坂研究所 小型アーム式三次元測定機

金型向けに提案強化 小坂研究所(東京都千代田区、03-5812-2081)が金型向けに小型アーム式三次元測定機の提案を強化している。10μm台の精度で測定できる他、小型で取り回しが良く場所を問わずに使用できるのが特長。三…

トピックス

関連サイト