恒温で精密金型を追求 9月にも本格稼働 電子部品などのプレス金型を手掛ける聖徳ゼロテック(佐賀県佐賀市、0952-29-6828)は、本社敷地内に金型工場を新設する。室内を恒温に保ち、EV向け部品などの精密金型製作に適し…
アッサブジャパン 真空焼入れ炉導入し短納期対応を強化

アッサブジャパン(東京千代田区、03-5226-3781)はこのほど、袋井事業所に真空焼入れ炉を導入した。焼入れまで内製化することで、短納期対応を強化する。合わせて「スタバックス」の焼入れプレートの出荷も開始した。
袋井事業所に約1.5億円かけて中日本炉工業社の真空焼入れ炉や関連設備を導入した。幅600×高さ600×奥行900㎜までのサイズの焼入れに対応する。
高硬度材に対応する金型メーカーが増えてきたことから、導入を判断した。これまでは焼入れ鋼が必要な場合に、協力先に依頼したり、金型メーカー自身が外注に出したりする必要があったため、その分納期が長くなる場合もあった。今回の導入で「状況にもよるが、焼入れ鋼の納期を数日短縮できる」(北田博治社長)という。
また、導入した焼入れ炉を活用して、スタバックスの焼入れプレートの標準品の販売も開始する。HRC37~39までの「STAVAX HH(スタバックスハイハード)」、HRC50~52までの「STAVAX FH(スタバックスフルハード」を標準品としてラインアップした。
北田社長は「他鋼種や希望の硬さ、平面研磨などにもオプションで対応するので、お声がけして欲しい」としている。
金型新聞 2022年8月10日
関連記事
ムトー精工はこのほど、岐阜県各務原市の本社工場の近くに新工場向けの用地を落札したと発表した。増加する電動車向けの受注増加に対応する。工場の着工や規模などは今後詰める。 岐阜県各務原市が進めている工業団地の用地2万2724…
AM Lab&Fabを開設 DMG森精機は伊賀グローバルソリューションセンターに「アディティブマニュファクチャリング Laboratory&Fabrication(以下、AM Lab&Fab)を開…
パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は、2025年3月期を 最終年度とする3カ年の中期経営計画「バリュークリエーション2024」を発表した。25年3月期に売上高500億円(22年3月期比28.2%増)へと…
三井ハイテック 2月1日付 組織 金型事業本部・金型営業統轄部 営業業務部を金型営業統轄部 営業企画部に改称。 人事(敬称略・カッコ内旧職) 金型事業本部金型営業統轄部営業企画部長(金型事業本部金型営業統轄部海外営業部長…