金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

24

新聞購読のお申込み

大同特殊鋼 大型対応のプリンタ用粉末を開発

150㎜以上の造形が可能

大同特殊鋼はこのほど、ダイス鋼系の金属3Dプリンタ用金属粉末「DAP‐AMシリーズ」の第2弾として「LTX」を開発し、販売を開始した。金属3Dプリンタによる造形時の課題だった歪みを大幅に低減し、150㎜以上のワークの造形も可能になる。

同社は昨年4月、SKD61材相当の金属3Dプリンタ用の粉末「HTC」を発売。SKD61を超える熱伝導性を持つことから、ダイカスト金型などで採用されてきた。一方で、150㎜を超える大型サイズでは、割れのリスクが高くなるなどの課題があった。

LTXは成分を調整し、HTCに比べ、発生する歪みを8割以上低減。これにより、歪みによる割れを抑制。造形中に特別な処理が不要で、150㎜超を超えるサイズの造形ができる。

また、熱伝導性はHTCよりは高くはないが、造形品はSKD61の鋼材の金型と同じ性能と製造性を持ち、3D造形による高い冷却効果が得られる。特定化学物質障害予防規則等に規定されているのコバルトを含有しないなどの特長を持つ。

金型新聞 2022年9月10日

関連記事

3Dシステムズ 大型真空成形モールドの3Dプリンティング技術【金型テクノラボ】

3Dプリンタを製造装置として利用したいという要望が急速に増えている。また、製造DX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートする重要な技術のひとつとして、再度注目を集めている。本稿では製造活用の中でも、真空成形におい…

アイダエンジニアリング 金型寿命予測などプレス加工業のDX支援【金型テクノラボ】

人工知能(AI)を活用した技術が製造業でも実装され始めている。当社では、プレス機から得たさまざまなデータをAIで分析し、金型の寿命予測や加工相談などプレス加工業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するアプリケ…

オークマ 5面加工門形MC「MCR−S(Super)」でプレス型の生産を革新

レーザで熱処理や肉盛りも オークマは、高速・高精度・高面品位加工を実現する5面加工門形マシニングセンタ 「MCR‐S(Super)」(写真)を開発し注目を集めている。自動車用プレス金型加工において、高い形状精度と加工面品…

つながる、運ぶ、測る
広がる金型づくりのスマート化

 新しい技術を活用して製造プロセスを効率化する、金型づくりのスマート化が広まっている。IoT(モノのインターネット)技術で機械の稼働状況を監視・分析したり、様々なサービスを提供したり、無人搬送車(AGV・AIV)でワーク…

ワンパスでミリ単位の加工が可能な研削技術【金型テクノラボ】

精密金型の製造では、エンドミルでの切削やワイヤー放電加工の後に成型研削を行うのが一般的。しかし、研削量が少なく加工に時間がかかるのが課題だった。本稿では、ワンパスでミリ単位の材料除去を可能とする「クリープフィード研削技術…

トピックス

関連サイト