金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

11

新聞購読のお申込み

大同特殊鋼 大型対応のプリンタ用粉末を開発

150㎜以上の造形が可能

大同特殊鋼はこのほど、ダイス鋼系の金属3Dプリンタ用金属粉末「DAP‐AMシリーズ」の第2弾として「LTX」を開発し、販売を開始した。金属3Dプリンタによる造形時の課題だった歪みを大幅に低減し、150㎜以上のワークの造形も可能になる。

同社は昨年4月、SKD61材相当の金属3Dプリンタ用の粉末「HTC」を発売。SKD61を超える熱伝導性を持つことから、ダイカスト金型などで採用されてきた。一方で、150㎜を超える大型サイズでは、割れのリスクが高くなるなどの課題があった。

LTXは成分を調整し、HTCに比べ、発生する歪みを8割以上低減。これにより、歪みによる割れを抑制。造形中に特別な処理が不要で、150㎜超を超えるサイズの造形ができる。

また、熱伝導性はHTCよりは高くはないが、造形品はSKD61の鋼材の金型と同じ性能と製造性を持ち、3D造形による高い冷却効果が得られる。特定化学物質障害予防規則等に規定されているのコバルトを含有しないなどの特長を持つ。

金型新聞 2022年9月10日

関連記事

キタムラ機械 開発拠点を新設

5Gで機械を遠隔制御 NTTドコモと共同開発 キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発…

倉敷機械 初心者でも使いやすいCAD

見積もり機能を追加 倉敷機械(新潟県長岡市、0258-35-3040)はこのほど、初めての人でも使いやすいCADソフトウェア「Predeus(プレデウス)」の新版を発売した。簡易見積もり機能や操作履歴機能などを追加し、よ…

Hexagon MI AM造形品の品質保証【特集:金型づくりのAM活用最前線】

Ⅹ線CT解析ソフト活用 採用が増えつつある金属AMによる金型の入れ子部品。しかし、造形したワークの内部にできた巣の有無や造形密度などは切断するしか把握できないため、品質保証の難しさがAM入れ子部品の採用の壁の一つになって…

松浦機械製作所 ハイエンドMCを刷新、高速・高精度に金型加工

松浦機械製作所は、ハイエンドのリニアモータ立形5軸制御マシニングセンタ(MC)「LF‐160」をモデルチェンジし発売した。主軸振動を大幅に低減したほか熱変位補正機能を拡充し、高速回転領域における加工精度を高めた。電子機器…

自動で空間誤差を補正
三菱重工工作機械

金型クリアランス 調整が不要に  三菱重工工作機械が大形高精度加工機「MVR・Fx」に搭載できる「空間誤差補正システム」が注目を集めている。経年変化や環境温度変化で生じるXYZ位置の空間誤差を自動的に検知し校正するもので…

トピックス

関連サイト