金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

14

新聞購読のお申込み

植田機械 UMモールドフェア開催 1月26~27日にインテックス大阪で

アフターJIMTOF

金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06-6743-0110)は2023年1月26~27日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で「第10回UMモールドフェア」を開催する。工作機械や測定器、ソフトウェアなど52社が出展し、自動化やDX、高精度加工などJIMTOF2022で注目を集めた最新技術を披露する。

ソディック 精密型彫り放電加工機/自動化用搬送装置「AL40G&SR12」

自動化やDXの最新技術が一堂

岡本工作機械製作所 NC精密平面研削盤「PSG126CA—iQ」
インテックス大阪

UMモールドフェアは、JIMTOF(日本国際工作機械見本市)が開催された翌年1月、植田機械が開く工作機械展示会。アフターJIMTOFという位置づけで、国内最大の工作機械展示会JIMTOFに出品された新技術がお目見えする。

JIMTOFがオンライン開催となった翌年の2021年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け中止。今回、4年振りにインテックス大阪の5号館でリアル開催する。

今回の開催テーマは、「開かれる扉(ミライ)、世界を動かす技術の出会い」。工作機械・装置(25社)や測定機(5社)、ソフトウェア(8社)、ツーリング・治工具(8社)など計52社が出展する。

見どころはJIMTOF2022で注目を集めた自動化やDX、高精度加工などの最新技術だ。

JIMTOF2022では、ロボットやAGV(無人搬送車)などによりワークを搬送、工作機械に供給し加工の一連のプロセスを自動化する技術などが注目された。

また、IoTやアプリケーションによって工作機械の稼働状況を監視したり、加工の不具合の原因分析に役立てたり、CADデータから自動で加工プログラムを作成したりするデジタル技術が発表された。

一方、より高精度な5軸マシニングセンタや放電加工機、研削盤、3次元測定機も披露された。UMモールドフェアではこうした最新技術が一堂に集まり、出品される。

植田機械の植田修平社長は開催に向けて、「金型メーカーや精密部品メーカーの方々は、さらなる生産性向上や最先端分野の技術確立に挑戦されている。そうした取り組みの課題解決につながる技術やアイデアとの出会いをつくる展示会にしたい」。

開催概要

  • 会期:2023年1月26(木)~27日(金)
  • 会場:インテックス大阪5号館
  • 出展企業:52社
  • 主な出展製品:工作機械、測定機、ソフトウェア、ツーリング・治工具など
  • 入場料:無料
  • 主催:植田機械
  • 後援:日本金型工業会、近畿鍛工品事業協同組合

金型新聞 2022年12月10日

関連記事

松井製作所 15社合同によるウェビナーを開催

次世代金型技術 Webiner Week 松井製作所は2月1日、2日に金型技術に焦点を当てたオンラインウェビナーを開催する。「金型表面改質」、「超精密加工」や「ガスベント・吸引成型」などをテーマに狭山金型製作所やソディッ…

インターモールド2022総集編 -カーボンニュートラル-

CO2削減の技術や提案 機械、表面処理メーカーが展示 地球温暖化を阻止する動きが世界中の国や企業で広がる中、金型業界でも温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」や「脱炭素」への関心が高まっている。インター…

元自動車メーカーの車体領域責任者が見た「人とくるまのテクノロジー展2025@パシフィコ横浜」

自動車業界の今後(未来予想図-Ⅱ)今回の観点・総論 今回の「人とくるまのテクノロジー展2025」はメインテーマを①DXで実現するクルマの進化②クルマを取り巻く社会・サービスの進化③モノづくりの進化という3つの視点で展示や…

インターモールド2025 出展者募集開始

インターモールド振興会(大阪市中央区、06・6944・9911)は、第36回金型加工技術展「インターモールド2025」の出展者募集を始めた。 インターモールド2025(主催:日本金型工業会)は金型加工関連技術の総合展示会…

MACHICOCO 情報発信のSNS活用

町工場の放課後研究会  現場で職人から学べる技能講座や体験会、ものづくりラボなどを展開するMACHICOCO(大阪府東大阪市、06-6720-8735)は4月8日、「マチココ放課後研究会」を開き、情報発信の仕方などで悩む…

トピックス

関連サイト