「製造業の世界で有名なのがドイツ。だから、ドイツ企業と取引できる企業を目指そうと考えた」と語るのは西部正記社長。Westen(ヴェステン)はドイツ語で『西』を意味し、2022年の新工場立ち上げと同時に社名を変更。水栓関連…
小山鋼材 ショールームを開設 水管研磨装置や焼戻し装置など展示

特殊鋼の専門商社である小山鋼材(大阪市西区、06-6532-6151)は金属AM向け冷却水管研磨やダイカスト金型向けの部分焼戻しやスポット焼戻しを行う装置を展示したショールーム「K′sラボ」を開設し、一部受託加工サービスも手掛ける。ダイカスト金型で課題となっている金属AMで造形した冷却穴のメンテナンスや、金型の硬度を下げたいといったニーズに応えることで課題解決を図る。
昨今、ダイカスト金型は金属AMで3D冷却穴を造形し、ハイサイクル化を図る動きが活発だが、メンテナンスに課題を残していた。同社が開発した金属AM向け水管研磨装置「MACH Polisher」はホワイトアルミナの研磨剤と水を水管内に高圧流入させ、クリーニングを行う仕組み。水管内の汚れを取ることで冷却性能の維持が期待できる。また、潤滑油にはオリーブオイルを使用し、環境負荷を低減した。
さらに、ダイカスト金型部分焼戻し技術として、「特殊ヒータによる部分焼戻し」と「過熱蒸気によるスポット焼戻し」の装置を開発。金型の裏面やポケット底部など部分的に硬度を下げたいといったニーズに最適。一般的にダイカスト金型は高硬度な材料を用いるが、「製品部など必要な箇所は高硬度で良いが、そうでない箇所は硬度を下げた方がクラックの予防となり、金型の長寿命化につながる」と取締役技術部の稲垣秀治部長は語る。
金属AM向け水管研磨装置「MACH Polisher」は広島営業所にも設置し、受託加工サービスを展開、2年後には製品販売を目指している。稲垣部長は「自動車のEV化でダイカスト金型の需要は今後も期待できる。その中で、ユーザーの課題解決につながる技術を提案していきたい」と抱負を語った。
金型新聞 2023年1月10日
関連記事
シェアリングで新たなモノづくりを プレス金型やプラスチック金型などを手掛けるサンワ金型は同じく安城市内に新工場を建設し、11月に稼働する予定だ。同社はプレスやプラスチック金型で培った高硬度材加工や3次元形状加工を強みに、…
ダイカスト金型を中心としたアルミニウム鋳造用金型専業メーカーのユニオン精機(兵庫県加古川市、079・425・0765)。型締力1000t以上の大物金型を得意とし、二輪・四輪車や汎用エンジンなどのアルミニウム鋳造部品に対応…
付加価値を生む工場づくり、デザイン面から魅力伝える 映画「となりのトトロ」のモデルの一つと言われる埼玉県西部に位置する狭山丘陵。その一角に精密プラスチック金型メーカー・狭山金型製作所の工場はある。入り口には大きな桜が植え…
100〜500万円の機械が対象 小林機械(群馬県館林市、0276・74・4406)はこのほど、みずほリース(東京都港区)と提携し、簡易審査による中古機械のリースを開始した。動産総合保険を付与し、割賦販売にも対応する。現金…


