前年同月比 15.6%減の304億9,500万円 プレス型が33.0%減、鍛造型は7.6%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2018年2月の金型生産実績をまとめた。そ…
前年同月比16.2減の276億2,500万円
7月金型生産実績
表の見方 : 型種別生産の数量、重量、金額と前年同期比増減率(%)を記しています。内製は合計の内数です。2011~2019年は1年、2019年7月~2020年7月は1カ月の値です。
プレス型は5.5%減、プラ型は8.5%減
2020年7月の金型生産は、前年同月比16.2%減の276億2,500万円、前月比で12.1%減となった。数量は前年同月比9.5%減の3万9,904組、重量は19.1%減の9,939トンとなった。
プレス用金型は、数量が前年同月比20.5%減少、金額は同5.5%減の125億7,800万円、プラスチック用金型も数量が同10.6%減、金額は同8.5%減の93億3,000万円と減少幅は一桁台に抑えた。一方で、鍛造用金型は同64.0%減の10億6,700万円、ゴム用金型は同36.5%減の5億9,500万円と前月に続き大幅に減少した。
ダイカスト用金型は同24.1%減の30億5,600万円、鋳造用金型も同45.5%減の3億8,200万円、粉末冶金用金型も同32.7%減の4億1,100万円と落ち込んだ。ガラス用金型は同4.6%減の2億600万円となった。やはり自動車生産減少の影響が考えられる。
中国だけでなく、欧米やアジア地域の経済回復が待たれる。5G関連など半導体産業や、コロナウイルス感染対策製品の需要拡大など、新たな市場の創出・拡大にも期待したい。
金型新聞 2020年10月2日
関連記事
前年同月比3.5%増の281億7,700万円 プレス型は4.2%減、プラ型は15.5%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成25年11月の金型生産実績をまとめた。それによ…
挑戦や協働にやりがい 技術向上し、多能工目指す 本紙では4月から5月にかけて、全国の金型メーカーで働く20代から40代までの若手従業員102人を対象に、「金型に対する熱い思い」をテーマとし仕事や会社、業界に対する意識調…
プレス型は25.1%減、プラ型は11.9%減 2020年12月の金型生産は、前年同月比19.7%減の305億800万円となった。前月比では1.6%増加した。数量は前年同月比0.8%の微増(前月比は6.9%増)で4万953…
材料費や電気代の高騰が続き値上げが不可避の中、金型メーカーのユーザーへの価格転嫁は進んでいるのか。本紙はその実態を調べるため、金型メーカーにアンケートを実施した。結果から、値上げが受け入れられるようになりつつあるものの道…