次世代自動車による自動産業の変革や、少子高齢化による人手不足など金型産業を取り巻く環境は大きく変化し、新型コロナウイルスの感染拡大によって、そのスピードはさらに加速している。一方で、金型づくりを支える製造技術も進化を遂…
金型12月生産実績 前年同月比 2.6%増の313億900万円
プレス型は0.3%増、プラ型は2.2%増
2021年12月の金型生産は、前年同月比2.6%増の313億900万円となった。前月比では29.6%増。数量は前年同月比6.7%増で、前月比でも10.3%増の4万3,713組、重量は前年同月比09.9%増、前月比では14.8%増の1万2,312トンと増加した。
プレス用金型の金額は133億5,200万円で前年同月比0.3%の微増、前月比では29.6%増と大幅に回復した。数量は前年同月比で6.9%増、重量ベースでは同8.3%増となった。
プラスチック用金型も、金額は107億600万円で、前年同月比で2.2%増、前月比では2.9%増となった。数量は前年同月比12.0%増(前月比では17.3%の増加)、重量は同2.7%増(前月比では12.5%の増)と増加した。
ダイカスト用金型は前年同月比18.4%増の39億5,300万円。鍛造用金型は、同2.6%増の16億5,000万円、鋳造用金型も同13.2%増の4億8,100万円と増加した。
一方、粉末冶金用金型は同13.0%減の4億2,800万円、ゴム用金型は同7.5%減の5億7,100万円、ガラス用金型も同29.4%減の1億6,800万円と減少した。
2021年1~12月期の年計では、前年比4.9%減の3,443億7,700万円、数量が同0.7%増の48万7,608組、重量ベースでは同1.8%増の13万6,629㌧となった。
金型新聞 2022年3月10日
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