扶桑精工(相模原市緑区、042・774・1101)は、図面のない部品の再生やCADデータの作製などを行うリバースエンジニアリング事業を拡大する。古い設備や金型の修理、メンテナンスなどの需要開拓に取り組む。専門サイトを開設…
DMG森精機 AMの受託加工サービスを開始
AM Lab&Fabを開設

DMG森精機は伊賀グローバルソリューションセンターに「アディティブマニュファクチャリング Laboratory&Fabrication(以下、AM Lab&Fab)を開設し、金属積層造形の活用をサポートする受託加工サービスを始めた。SLM方式、DED方式に対応し、金属積層造形機の導入を検討する顧客のワーク設計や加工方法を支援する。
受託加工は1個作りから可能で、材料はSLM方式でステンレス、アルミ、マルエージング鋼、銅など、DED方式はステンレス、ハイス鋼、金型鋼、インコネル、ステライト、銅合金に対応。
設備は「LASERTEC30 SLM 2nd Generation」、「LASERTEC12 SLM」、「LASERTEC30 DUAL SLM」に加え、新機種「LASERTEC3000 DED hybrid」を設け、切削できない複雑形状な部品作りやコンフォーマルクーリング(3D冷却水管)、金型の補修、母材と異なる材料を造形するバイメタル造形、摩耗の激しい部位にハイス鋼をコーティングするなど様々なニーズに応える。
「補助金でAM機導入を検討する顧客が増えており、導入前検証としてラボを活用してほしい」と話すのはAM部のブルーメンシュテンゲル健太郎部長。持ち込まれたワークや設計に対し、材料選定や造形可能か、レシピ作成、造形後のサポート部除去など造形から後工程まで様々な側面で支援する。「AMは技術情報も含め、認知度が低い。受託加工サービスでAMの可能性を理解してもらい、機械の販売につなげたい」とはAM加工技術グループの小田陽平グループ長。金型市場では、金属3Dプリンタを活用した金型作りの事例も増えており、新技術を体感できるチャンスといえる。
同社は2022年中に東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区)にも同様ラボを開設する。ブルーメンシュテンゲル部長は「部品の補修では手動溶接機を用いることが多く、AM補修に必要なCAMを作成できない場合がある。そこでスキャナーで計測したデータから自動でCAM生成する技術開発にも取り組んでいる」と語るなど、AM技術は着実に進んでいる。
金型新聞 2022年5月10日
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