7月6~9日 ポートメッセなごや 294社が競演 金型加工技術に関する専門展「インターモールド名古屋」(主催:日本金型工業会、運営:インターモールド振興会)が7月6日~9日まで、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催さ…
インターモールド2024総集編 -第16回学生金型グランプリ-
プラで大分県立工科短期大、プレスで岩手大が金賞
![](https://kanagata-shimbun.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/dd31b9ba11b924b96e6b8159c8769de9-1024x768.jpg)
金型づくりを学ぶ学生が出題テーマの金型を設計・製作し、製品を成形するまでの取り組みを発表する「第16回学生金型グランプリ」の成果発表が4月18日、インターモールド2024の特設会場で開かれた。
プラスチック用金型部門に2校、プレス用金型部門に3校がエントリー。プラスチック用金型部門で大分県立工科短期大学校が、プレス用金型部門では岩手大学が金賞を受賞した。
出題テーマはプラが「飾り小物」、プレスが「ヨーク」
![](https://kanagata-shimbun.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/c181dc04c8a8654b5ef334ffe4a0bc6e-1024x768.jpg)
![](https://kanagata-shimbun.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/7dae5d98a42a026cdb96d8742bda99f0-1024x768.jpg)
出題テーマはプラスチック用金型部門が「ペンギンの形をした飾り小物」、プレス用が「ヨーク」。参加校は金型をコンパクトにする工夫など独自のアイデアを発表。大分県立工科短期大学校は子供向けイベントなどへの用途拡大を考え、飾り小物をプラモデル状にした。多色成形にも挑戦し、無塗装で完成度の高い製品を作り上げた。岩手大学はシミュレーションを用いた展開形状・つぶし工程や、外形抜き工程ではパンチとダイの隙間のクリアランスを小さくするなど多種多様な工夫を加えた。各部門で大分県立工科短期大学校、岩手大学の発表が評価され、金賞の受賞につながった。
![](https://kanagata-shimbun.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/08b879330fbb5ebd5777591f7e22afff-1024x768.jpg)
![](https://kanagata-shimbun.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/9ec6ac1c8df3e2b23d03ff2dc4c2cb2e-1024x768.jpg)
参加校と受賞
プラスチック用金型部門
・大分県立工科短期大学校(金賞、GOOD製品寸法精度賞、GOOD型構造賞)
・大阪電気通信大学(銀賞、GOOD成形品賞)
プレス用金型部門
・岩手大学(金賞、GOOD型構造賞)
・大阪工業大学(銀賞、GOOD成形品賞)
・岐阜大学(銀賞、GOOD製品寸法精度賞)
金型新聞WEB限定
関連記事
AM関連技術が一堂 最新の3Dプリンティングやアディティブマニファクチャリング(AM)関連技術が一堂に介する「TCT Japan2021」が12月9日~11日の3日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される。主催…
高精度超硬パンチ マツダの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題 電池や自動車部品をはじめとして深絞りの成形が増えているが、トータルコストの低減のためには金型の長寿命化が必要となっている。 提案・効果 …
多様な成形品、技術を披露 エンドミルの製造工法やモーター関連の成形品も 金型展2022では、最新技術を駆使して作った金型や成形品が披露された。現在のトレンドとなっている持続可能な社会や電気自動車に関連する成形品など、様々…
高速高品位5面加工門形マシニングセンタ「MCR-S」 オークマの公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 金型の加工において、加工時間そのものはもちろん、加工後にワークを3次元計測機に搬送、据え付ける時間や、型合わせ、磨…