ミスミ部品発注しやすく C&Gシステムズはこのほど、CAD/CAMシステム「エクセスハイブリッドⅡ」の新版「V7.1」の発売を開始した。ミスミ部品をワンクリックで発注できるようにするなど、28項目の新機能を追加し…
コガネイモールド ミニチュア金型を製作
成形の動きを再現
プラスチック金型メーカーのコガネイモールド(長野県佐久市、0267・68・0505)は、4月17~19日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「インターモールド2024」に、「ミニチュア金型」と成形機を模したエアシリンダで作動させるモデルを展示した。多くの来場者が足を止め、その動きに見入っていた。
製作したのは、同社がノベルティで配布するオリジナル靴ベラを約7分の1に縮小した「ミニチュア金型」。長さは14・25㎜。成形機を模したモデルに搭載し、型締め、型開き、エジェクタといった成形の一連の動きを再現した。

製作期間は約1か月。若手従業員を中心に構成された「展示会プロジェクト」で企画から設計、加工、組立までを手掛け、製作した。同プロジェクトに参加した入社7年目の中山怜さんは、「まず何を作るかを考えるのに苦労した。一からものを作る大変さを感じた」と話した。
同プロジェクトは今後も継続する予定。中山さんは「今回のモデルは成形できないので、次回は成形できるようにするか、スリープレート構造などに挑戦したい」と語った。
金型新聞 2024年5月10日
関連記事
注目技術7選!! 放電加工機を遠隔保守三菱電機 iQ Care Remote4U(アイキューケアリモートフォーユー) IoT技術を活用して、放電加工機の様々な情報を収集・蓄積し、遠隔地からリアルタイムで確認・診断する…
ユニオンツールはこのほど、高硬度材加工用のロングネックボールエンドミル「HWLB」の販売を開始した。HRC60の高硬度材でも効率よく加工できる。 従来のHARDMAXコートに比べ、耐摩耗性の高いコーティング「HMWCOA…
AIで自動作成 金型の加工プログラム作成は、熟練技能者の経験や知識に依存するケースが多い。金型づくりにおける長年の経験に基づくノウハウが必要とされる。しかしそれをAI(人工知能)で効率化し、経験の浅い技術者が経験者並みの…
プラスチック製品を射出成形金型から突き出す際に生じる離型抵抗は、製品に変形や破損を引き起こすため、様々な抑止方法が提案されている。この抑止方法を検討する際には離型抵抗の定量的な評価が重要となる。本稿では、離型抵抗を評価す…