新機能を追加 WinTool Japanはこのほど、工具管理システム「WinTool(ウィンツール)」の最新バージョン、2021・1をリリースした。 同社の「WinTool」は、切削工具やツーリングの情報の管理をベー…
NTTデータザムテクノロジーズ 金属3Dプリンタ発売
2本レーザーで高い生産性
NTTデータザムテクノロジーズ(東京都港区、03・6433・0577)は7月から、2本のレーザーを持つ金属3Dプリンタの販売を開始した。1本のレーザーの従来機に比べ、高速で造形できるため、部品単価の低減につながる。
発売するのは、ドイツEOS社の「EOSM290-2」で、敷き詰めた金属粉末をレーザーで溶融結合するL-PBF方式の金属3Dプリンタ。これまではEOS社のカスタマイズ専門子会社が特殊仕様として製造していた2本レーザーの機種を標準機としてラインアップした。
400Wの2本のレーザーが造形エリア全面をカバーできるフルフィールドオーバーラップ機能を搭載。造形品質に影響する機内のガスフローも最適化したことで、シングルレーザーの「EOSM290」と同等の材料特性を実現した。加えて、M290と同等のプロセス品質と材料をそろえた。
2本のレーザーとしたことで、造形時間を短縮し生産性向上につながるほか、捕獲的小さいサイズの部品の連続生産に適している。同社によると「北欧企業のあるユーザーでは、同機種を使用し、部品単価を76%削減した事例もある」という。
金型新聞WEB限定
関連記事
金型向けの 電動アシスト台車 昭和飛行機工業(東京都昭島市、042-541-2111)はこのほど、最大重量1tまでの金型搬送に適した電動アシスト台車「LUXST Safer(ラクスト セーファー)」を発売した。保守メン…
情報通信産業や自動車産業の進歩に伴い、部材の集積・小型化が進んでいる。部材の生産に用いられる高硬度な金型の加工では工具の摩耗が早く進行する課題があるほか、様々な被削性のある被削材の加工にも対応する必要がある。本稿では、こ…
岐阜大学が2018年に3カ年の研究開発である「スマート金型開発拠点事業」を始めた。労働人口減少時代を想定し、従来にはない高効率な生産システムの確立を目指し、金型を使った量産システムの不良率ゼロを目標に掲げる。同事業は文…
造形エリア300×400㎜の金属3D モニタ機能も搭載 トルンプ(横浜市緑区、045・931・5710)はこのほど、造形エリアを拡大した金属3Dプリンタ「TruPrint3000」(写真)を発売した。最大造形エリアは直…