金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

23

新聞購読のお申込み

岩倉溶接工業所 金型補修の受託加工と技術支援を開始

ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献する。

溶接技術継承に貢献

金型溶接の受託加工では最大出力3・0kWのファイバーレーザー溶接機による金型の肉盛補修を行う。プラスチック金型、ダイカスト金型など各型種に対応する。一方、金型溶接・仕上げの技術支援では専門人材による技術講習、電話サポートを提供する。講習内容はニーズに合わせてカスタマイズする。講習料金は1回15万円(税別)から。

岩倉社長は「技術承継に課題を抱える企業が多い。教育にかける時間がなく、問題となっている。当社が受託加工だけでなく、技術支援までをトータルで提供することで、金型溶接に関する課題を解決していきたい」としている。

ファイバーレーザー溶接機による金型の肉盛補修を行う

同社は1973年に創業し、85年に法人化。精密洗浄機や医療機器、航空宇宙関連などの精密部品向け板金・溶接、レーザー切断、レーザーマーキングなどを手掛け、特に板厚0・5㎜以下の精密微細加工を得意とする。2012年には航空宇宙産業向け品質マネジメントシステム「JISQ9100」の認証を取得し、19年には医療機器製造業に登録した。

金型溶接・技術支援事業を新たに立ち上げ、事業領域の拡大を狙う。今後、人材の拡充や設備の増設などによって、事業の確立を目指す考え。「数年後に売上全体の10%を占める事業へと成長させたい」(岩倉社長)。

金型新聞 2024年10月10日

関連記事

自動で空間誤差を補正
三菱重工工作機械

金型クリアランス 調整が不要に  三菱重工工作機械が大形高精度加工機「MVR・Fx」に搭載できる「空間誤差補正システム」が注目を集めている。経年変化や環境温度変化で生じるXYZ位置の空間誤差を自動的に検知し校正するもので…

牧野フライス製作所 立形3軸MCを発売

ワークサイズ1.5倍、大型金型に対応 牧野フライス製作所はこのほど、立形マシニングセンタ(MC)「V900」を発売した。従来機種に比べワークサイズを1・5倍するなど、大型化している自動車部品向けの金型に対応する。同機種は…

刃先交換式工具を拡充
MOLDINO

荒、仕上げ用など3製品  MOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、刃先交換式工具シリーズから高送りラジアスミルなど3製品を発売した。製品ラインアップを拡充し、金型加工の多様なニーズに対応する。…

日本電産マシンツール 金属3Dプリンタの中型機を開発

JIMTOFで初披露 日本電産マシンツールは、パウダDED方式を採用した金属3Dプリンタ「LAMDAシリーズ」に中型機「LAMDA500」を追加、9月1日から販売を開始した。 最大造形サイズは、航空・宇宙、自動車、建設機…

金属3Dの新技術開発 大型部品の造形可能に
 三菱重工工作機械

加工条件を最適化  三菱重工グループの三菱重工工作機械(滋賀県栗東市、077・553・7700)はこのほど、金属3Dプリンタに関する新技術を開発したと発表した。自動で最適な造形条件を最適化できるほか、チャンバー不要で大型…

トピックス

関連サイト