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先端力学シミュレーション研究所 樹脂成形の離型解析ソフトを新発売
他社製と連携、予測精度を向上
先端力学シミュレーション研究所(東京都文京区、03・5981・8116)は、樹脂成形の離型解析ソフト「離型解析Edition EX」を5月19日に販売開始した。同製品は、他社製の樹脂流動解析ソフトとの連携に正式対応。熱収縮の再現性をさらに高めるなど、ユーザーの利便性や予測精度の向上に貢献する。
同社は「離型解析Edition」を2年前に発売。金型の離型時に発生するキャビ取られや、エジェクターピンの配置バランス、アンダーカット処理などの課題を事前検証することで、不良発生を低減できる製品だ。同製品をさらに改良したのが「離型解析Edition EX」となる。

新製品の大きな特長は、オートデスク社の「Moldflow」など、他社製の樹脂流動解析ソフトと連携できるようになった点だ。「従来製品は樹脂の温度を一様として計算していた。今回、流動解析ソフトと連携することで、保圧後の温度分布を取り込むことが可能となり、予測精度がさらに向上した」(商品事業部 商品事業推進室)。
また、成形時の樹脂が冷え固まる温度や圧力、流れる方向のばらつきにより発生する「収縮異方性」のデータも反映できる。温度分布や収縮異方性のデータを取り込むことで、離型挙動に与える影響を詳細に把握。解析精度のさらなる向上を実現した。
機能性や操作性はアイシンと協力し、実機検証を実施中。現場の実用シーンに合うか検証を進めている。システムの導入は、買い切りとサブスクリプションから選ぶことができる。
今後については、離型抵抗を考慮した、突き出しピンの最適配置を自動的に提示する機能を実装する予定だ。
金型しんぶん2026年5月10日号
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