プレス用金型は5.3%増、プラ用金型は21.2%増 2022年12月の金型生産は、前年同月比6.6%増の334億2,900万円、前月比でも14.0%の増加となった。数量は前年同月比7.6%減、前月比でも8.8%減の4万4…
5月の金型生産実績
前年同月比 14.5%増の329億7,900万円
プレス型は25%増、鋳造型は40%増
日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2017年5月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)4.5%減の4万6,099組、重量では13.4%増の1万2,310㌧、金額は14.5%増の329億7,900万円となった。
型別の生産実績は次のとおり
プレス型は数量12.3%増9,179組、重量25.6%増の6,760㌧、金額25.0%増の116億1,300万円。鍛造型は数量11.1%減の8,580組、重量11.5%増の793㌧、金額4.6%増の24億4,400万円。鋳造型は数量11.0%増の405組、重量50.0%増の252㌧、金額40.0%増の6億900万円。ダイカスト型は数量13.0%増の798組、重量1.8%減の1,493㌧、金額1.7%減の37億1,300万円。
プラスチック型は数量8.6%減の3,162組、重量2.8%減の2,731㌧、金額12.6%増の129億3,100万円。ガラス型は数量6.9%減の1万7,179組、重量12.3%減の100㌧、金額6.2%減の1億9,700万円。ゴム型は数量4.1%増の1,176組、重量27.8%増の138㌧、金額27.3%増の8億7,700万円。粉末冶金型は数量3.4%減の5,620組、重量0.0%の42㌧、金額0.2%増の5億9,600万円。
内製型は23.8%増の89億1,700万円
自家使用分(内製型)は数量が前年同月比0.8%減の5,949組、金額は前年同月比23.8%増の89億1,700万円となった。
プレス型=数量1,848組(同3.2%減)、金額18億9,400万円(22.7%増)。鍛造型=2,520組(同3.4%増)、金額12億6,000万円(5.3%増)。鋳造型=数量49組(同18.3%減)、金額1億1,700万円(同35.6%増)。ダイカスト型=数量154組(15.8%減)、金額11億3,200万円(20.7%減)。
プラスチック型=数量538組(11.6%増)、金額41億3,400万円(54.6%増)。ガラス型=数量(―)、金額=(―)。ゴム型=数量248組(11.2%増)、金額3億3,100万円(同45.8%増)。粉末冶金型=数量592組(15.7%減)、金額2,800万円(同15.1%減)。
金型新聞 平成29年(2017年)8月10日号
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