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伊勢金型工業と名古屋精密金型が技術提携を締結
海外含む協力体制構築
プラスチック金型を製造する伊勢金型工業(三重県伊勢市)と名古屋精密金型(愛知県知多郡)は今春、技術提携を結んだ。海外を含む遠隔地に輸出した金型の修理やメンテナンスなど互いの工場を活用することや工場内の取り組み、人材育成方法など月1回情報交換を図ることで、両社の生産性や技術レベルを上げていくのが狙いだ。
金型ユーザーの海外進出が広がったことで、海外へ輸出する金型の修理やメンテナンス体制を構築することが金型メーカーの課題となっていた。今回の提携では、伊勢金型工業の本社、アメリカ、中国(2カ所)、タイの工場と名古屋精密金型の国内3カ所、ベトナム、インドネシアの工場を活用することで、金型のメンテナンスなどで互いに協力する関係を作る。
互いの工場で取り組んでいる内容や人材育成の方法など情報交流することで技術も含めた相互のレベルアップも期待する。伊勢金型工業の大西冨雄社長は「情報交換することで、社員のモチベーションの上げ方や設計方法など当社の課題に対する解決のヒントも得ることができる」とし、名古屋精密金型の渡邊幸男会長は「当社工場が無い米国向けのメンテナンスなど協力してもらうので助かる。これからは金型メーカー同士の相互協力関係は重要性を帯びる」と技術提携の意義を話す。7月27日には伊勢金型工業で4回目となる情報交流会を開き、工場見学などを行った。
金型新聞 平成29年(2017年)9月10日号
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