金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

07

新聞購読のお申込み

2018年2月の金型生産実績

前年同月比 15.6%減の304億9,500万円

プレス型が33.0%減、鍛造型は7.6%増

金型生産10年の推移 金型生産1年の推移(18.2月)

日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2018年2月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)2.4%増の4万4,052組、重量では12.1%減の1万1,754㌧、金額は15.6%減の304億9,500万円となった。

型別の生産実績は次のとおり

プレス型は数量18.2%減8,481組、重量26.7%減の5,548㌧、金額33.0%減の97億8,200万円。鍛造型は数量0.3%減の9,088組、重量6.3%増の914㌧、金額7.6%増の27億2,600万円。鋳造型は数量2.3%減の409組、重量3.2%減302㌧、金額1.0%増の6億9,300万円。ダイカスト型は数量12.4%減の136組、重量2.8%増の1,896㌧、金額11.5%減の47億3,300万円。

プラスチック型は数量28.3%減の2,701組、重量13.4%増の2,853㌧、金額7.7%減の110億9,100万円。ガラス型は数27.0%増の1万5,619組、重量5.6%増の113㌧、金額9.7%減の2億1,300万円。ゴム型は数量4.2%減の1,279組、重量30.0%減の84㌧、金額31.3%減の6億7,400万円。粉末冶金型は数量16.4%増の5,743組、重量13.2%増の43㌧、金額15.4%増の5億8,400万円。

内製型は34.4%減71億7,900万円

自家使用分(内製型)は数量が前年同月比21.3%減の6,210組、金額は前年同月比34.4%減の71億7,900万円となった。

プレス型=数量2,009組(同32.0%減)、金額18億1,300万円(同57.1%減)。鍛造型=2,789組(同3.9%減)、金額13億7,800万円(同10.8%増)。鋳造型=数量45組(同8.2%減)、金額7,700万円(同51.9%減)。ダイカスト型=数量136組(同23.2%減)、金額13億900万円(11.5%減)。

プラスチック型=数量434組(27.0%増)、金額23億7,600万円(32.2%減)。ガラス型=数量(―)、金額=(―)。ゴム型=数量162組(同27.0%減)、金額1億9,300万円(同31.3%減)。粉末冶金型=数量635組(37.2%減)、金額3,200万円(同30.4%減)。

金型新聞 平成30年(2018年)5月14日号

関連記事

収益改善へアクセル 金型生産、回復へ

収益改善へアクセル 金型生産、回復へ

車の復調、国内回帰が背景 増えた需要、勝ち抜いた金型メーカーに  金型業界にも明るさが戻ってきた。経済産業省の統計によると2014年1―9月の生産実績は2622億円と7・6%増加した。自動車業界がけん引役となったほか、円…

2022年の鍛圧機械受注見通し 3840億円に上方修正

日本鍛圧機械工業会(北野司会長、アイダエンジニアリング常務)はこのほど、2022年の鍛圧機械受注額が前年比15.8%増の3840億円になると発表した。当初予想から440億円上方修正した。国内外ともにEV(電気自動車)関連…

6月の金型生産実績

6月の金型生産実績

前年同月比4.9%増の287億8、600万円 プレス型は9・8%増、プラ型は1・5%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年6月の金型生産実績をまとめた。それによると…

藤本敏樹氏著「金型産業連関表作成の試み」

金型の現状、データで俯瞰 日本の金型の動きを統計データに基づいて分析した論述は少なくない。そのデータベースとしてたびたび使われるのは政府が日本の金型生産をまとめた機械統計(従業員30人以上を対象に調査)や工業統計(同4人…

日鍛工 22年受注予想・4.6%増3400億円

EV、デジタル投資が活発化 日本鍛圧機械工業会(北野司会長・アイダエンジニアリング常務)はこのほど、2022年の鍛圧機械受注額が前年比4.6%増の3400億円になる見通しを発表した。半導体などの部材不足や海運混乱などの懸…

トピックス

関連サイト