金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

31

新聞購読のお申込み

IPFJapan2023総集編

樹脂やゴムに関する技術が一堂に集まる「IPF Japan2023(国際プラスチックフェア)」が、11月28日~12月2日、千葉市の幕張メッセで開催され、38,436人が来場した。会場では、成形機や金型、関連機器メーカーなどが最新製品や新技術を披露した。

会場の様子

環境に優しい材料、省エネ、技能レス

今回目立ったのが、環境負荷軽減を意識した展示だ。ソディックは、電動射出成形機「MS50G2」を展示した。予備乾燥レスによる消費電力削減や、ベントアップをAIで抑制する「AIVENT」機能を搭載。システム全体で30%の電力消費量削減を可能にした。

日精樹脂工業は100%PLA(ポリ乳酸)材料と木粉コンポジット材料を用いたシャンパングラスを紹介。グラス部はバイオマスによる透明度の高い樹脂と、スタンド部には自社開発した木粉コンポジットを採用した。

AIVENT機能搭載の電動射出成形機「MS50G2」(ソディック)
100%PLA(ポリ乳酸)材料と木粉コンポジット材料を用いたシャンパングラス(日精樹脂工業)

デジタル技術やAIなどを活用した展示も注目を集めた。日本製鋼所は成形不良に対し、AIが成形条件を修正するシステム「AI Molding Navigator」を披露した。成形技能士でなくても、同システムが提案した成形条件を成形機に入力すれば、不良対策ができる。

住友重機機工業は、生産品質管理システム「i-Connect」を紹介した。サプライチェーン間におけるデータ共有プラットフォーム「カテナX」に業界で始めて対応。同規格に準拠した形式でデータを出力することができるようになった。

生産性大きく向上する金型や実演も

金型や、周辺機器に関する展示も随所で見られた。三恵金型工業は、「ランナーレス4段多段式射出成形金型」を展示した。1型で4倍の取数を実現することで、生産性を大幅に向上する。北日本金型工業は、会津のものづくりチーム「Aid_U」で製作した櫛「あいくし」を紹介した。

プラモール精工は、ガス抜きピン「ガスト―ス」を展示。松井製作所の金型吸引装置「MAG」と「ガスト―ス」を組み合わせ、ペットボトル内の空気を吸引する実演も披露した。

ランナーレス4段多段式射出成形金型(三恵金型工業)

金型新聞WEB限定

関連記事

グラインディングテクノロジージャパン 研削の最新技術一堂に

研削加工に関する専門展「グラインディングテクノロジージャパン2021」が3月2日から4日まで、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる。徹底したコロナウイルス感染症対策を図り、110社・団体・研究室(1月26日現在)が出展する…

【INTERMOLD・金型展・金属プレス加工技術展 総集編】 学生金型グランプリ

オンラインで成果発表  金型づくりを学ぶ学生が出題テーマの金型を設計・製作し製品を成形するまでの取り組みを発表する「第13回学生金型グランプリ」が4月15日、オンラインで開かれた。プラスチック金型部門で4校、プレス金型部…

TCTJapan2024総集編 最新のAM技術が一堂

金型関連技術も多数展示 2024年1月31日~2月2日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で3Dプリンティングや付加製造(AM)技術の専門展「TCTJapan2024」が開催された。装置や周辺機器メーカーなど108社・団体…

植田機械 UMモールドフェア開催 1月26~27日にインテックス大阪で

アフターJIMTOF 金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06-6743-0110)は2023年1月26~27日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で「第10回UMモールドフェア」を開催する。工作機械や測定器、ソ…

インターモールド2022 課題解決する技術探しに2万3800人が来場

金型加工技術の専門展示会「インターモールド2022」(主催:日本金型工業会)が4月20~23日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された。金型づくりの課題を解決する技術を探したり知見を広げたりしようと、4日間で金型…

トピックス

関連サイト