自動車の型づくりの変化やギガキャストの最新事情 インターモールドの魅力の一つが多数の開かれる講演会。今回も自動車メーカーや金型メーカー、素材メーカー、機械メーカーらが登壇した。自動車の電動化や脱炭素、AM活用、新素材など…
IPFJapan2023総集編
樹脂やゴムに関する技術が一堂に集まる「IPF Japan2023(国際プラスチックフェア)」が、11月28日~12月2日、千葉市の幕張メッセで開催され、38,436人が来場した。会場では、成形機や金型、関連機器メーカーなどが最新製品や新技術を披露した。

環境に優しい材料、省エネ、技能レス
今回目立ったのが、環境負荷軽減を意識した展示だ。ソディックは、電動射出成形機「MS50G2」を展示した。予備乾燥レスによる消費電力削減や、ベントアップをAIで抑制する「AIVENT」機能を搭載。システム全体で30%の電力消費量削減を可能にした。
日精樹脂工業は100%PLA(ポリ乳酸)材料と木粉コンポジット材料を用いたシャンパングラスを紹介。グラス部はバイオマスによる透明度の高い樹脂と、スタンド部には自社開発した木粉コンポジットを採用した。


デジタル技術やAIなどを活用した展示も注目を集めた。日本製鋼所は成形不良に対し、AIが成形条件を修正するシステム「AI Molding Navigator」を披露した。成形技能士でなくても、同システムが提案した成形条件を成形機に入力すれば、不良対策ができる。
住友重機機工業は、生産品質管理システム「i-Connect」を紹介した。サプライチェーン間におけるデータ共有プラットフォーム「カテナX」に業界で始めて対応。同規格に準拠した形式でデータを出力することができるようになった。
生産性大きく向上する金型や実演も
金型や、周辺機器に関する展示も随所で見られた。三恵金型工業は、「ランナーレス4段多段式射出成形金型」を展示した。1型で4倍の取数を実現することで、生産性を大幅に向上する。北日本金型工業は、会津のものづくりチーム「Aid_U」で製作した櫛「あいくし」を紹介した。
プラモール精工は、ガス抜きピン「ガスト―ス」を展示。松井製作所の金型吸引装置「MAG」と「ガスト―ス」を組み合わせ、ペットボトル内の空気を吸引する実演も披露した。

金型新聞WEB限定
関連記事
7月6~9日 ポートメッセなごや 294社が競演 金型加工技術に関する専門展「インターモールド名古屋」(主催:日本金型工業会、運営:インターモールド振興会)が7月6日~9日まで、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催さ…
機能集約で工程削減 人手不足や技術者不足が懸念される製造現場では自動化/省人化、効率化を図ることが課題となっており、工作機械メーカーや治具メーカーなど多くのメーカーが工程集約やロボット活用などの新技術を開発している。 高…
金型関連技術も多数展示 2024年1月31日~2月2日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で3Dプリンティングや付加製造(AM)技術の専門展「TCTJapan2024」が開催された。装置や周辺機器メーカーなど108社・団体…
国内最大の工作機械見本市「JIMTOF2024(第32回日本国際工作機械見本市)」が11月5~10日の6日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、12万9018人(速報値)が来場した。会場では、工作機械メーカーや…


