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芝浦機械ソリューションフェア 大型化や微細加工の新技術を披露
芝浦機械は10月31日~11月2日、同社の沼津工場(静岡県沼津市)・御殿場工場(静岡県御殿場市)で「芝浦機械グループソリューションフェア2023」を開催した。今回は会場を9つに分類。大型の門型マシニングセンタ(MC)、超精密加工機やダイカストマシン、射出成形機や押出成形機、産業用ロボットなどの展示を行った。
ギガキャストの代替案を提示
今回の展示で目立ったのがギガキャストの代替案。ギガキャストは大型のダイカストマシンなどを用意する必要があり、設備投資額が膨大になる。設備を導入するための工場の立地条件などもクリアする必要があるため、乗り越えるべきハードルが高い。そのため、同社は加工した金型を既存の3500tクラスまでのダイカストマシンで鋳造後、FSW(摩擦攪拌接合)を活用することで大型化に対応する提案を行った。FSWは段取り換えが不要なため、溶接、切削、バリ取りなどを工程集約できることに加え、異なる材料同士の接合も可能だ。アルミダイカスト製EV用バッテリーケースを想定し、FSWで接合したサンプルも展示した。
また、低圧鋳造で大型化に対応する装置「サージカットブースター」も注目を集めた。同製品を活用し、型締め力3500tの機械の大きさで、倍の7000tの型締め力を実現する。


微細加工関連の新製品や新技術
微細加工関連の技術では、低回転の加工を可能にする新製品「ゼロ回転エアスピンドル」を紹介。高精度な位置決め制御ができ、高回転のスピンドルでは難しいコーナーRの部分もダイヤモンド工具を活用することでピン角に加工できる。同製品を活用し、加工したリフレクターも展示した。

超精密加工機向けの「真直度サーボ補正」技術も披露。加工面品位に影響する案内面の真直度誤差を検出し、補正できる。加工面の微小なうねりを改善することで、ヘッドアップディスプレイや高画素レンズなどの光学部品の超精密加工を可能とする。
また、精密旋盤「LG-100E」もコンセプト機として展示した。ワークの自動芯出しや、砥石接触検知などの機能を搭載し、熟練技能者でなくても扱いやすいのが特長だ。
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