金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

05

新聞購読のお申込み

9月の金型生産実績

前年同月比7.0%増の345億5,500万円
プレス型は6.3%減、プラ型は19.2%増
金型生産金額
金型生産数量

日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年9月の金型生産実績をまとめた。それによると数量は、前年同月比(増減比はいずれも前年同月比)0.3%減の5万6,701組、重量は9.3%減の1万3,378㌧、金額は7.0%増の345億5,500万円となった。

型別の生産実績は次のとおり

プレス型は数量1.9%減の12,004組、重量27.3%減の7,255㌧、金額6.3%減の133億8,700万円。鍛造型は数量5.5%減の11,955組、重量4.2%増の776㌧、金額2.0%減の24億8,200万円。鋳造型は数量3.3%増の464組、重量0.6%増の328㌧、金額10.4%増の5億7,900万円。ダイカスト型は数量12.5%増の746組、重量50.6%増の1,908㌧、金額12.7%増の46億
9,700万円。
プラスチック型は数量19.1%増の3,497組、重量29.7%増の2,785㌧、金額19.2%増の115億4,200円。ガラス型は数量0.7%増の2万156組、重量13.2%増の129㌧、金額7.2%増の2億5,200万円。ゴム型は数量93.3%増の1,247組、重量33.0%増の149㌧、金額61.9%増の8億5,500万円。粉末冶金型は数量8.7%減の6,632組、重量19.0%減の50㌧、金額7.7%減の6億5,600万円。

内製型は12.1%増の97億2,900万円

自家使用分(内製型)は数量が前年同月比9.0%増の8,511組、金額は前年同月比12.1%増の97億2,900万円となった。
プレス型=数量3,615組(同14.0%増)、金額41億円(24.5%増)。鍛造型=2,703組(3.4%増)、金額11億500万円(1.2%減)。鋳造型=数量42組(3.4%増)、金額1億8,900万円(21.2%増)、ダイカスト型=数量178組(1.7%増)、金額15億9,900万円(42.9%増)。
プラスチック型=数量603組(1.0%増)、金額24億1,000万円(12.3%減)。ガラス型=数量(―)、金額=(―)。ゴム型=数量216組(191.1%増)、金額2億6,100万円(44.2%増)。粉末冶金型=数量1,154組(3.9%増)、金額6,600万円(11.9%増)。

金型新聞 平成27年(2015年)12月10日号

関連記事

丸順 22年3月期第3四半期決算

コロナや半導体不足 逆風下で売上増加 丸順の2022年3月期第3四半期の連結売上高は、前年同期比2.1%増の316億1300万円となった。営業利益は同34.4%減の19億6800万円、経常利益は同31.6%減の19億80…

金型が足りない?

金型が足りない?

電機など国内回帰 需要増、生産能力オーバー  2015年の工業統計(品目編)によると、金型出荷額は前年比で3・5%伸び、リーマンショック後と比べても15%増加するなど回復を示している。だが、20年間でみるとピークだった9…

価格の引き上げ急務 業界を挙げた取引環境是正へ【特集:どうする値上げ】

金型の製造コストが上昇している。金型の母材として多く使われる工具鋼や、各種金型部品などが相次いで値上げされたためだ。加えて、工場稼働に必要な電気料金も依然、上昇傾向にある。金型メーカー各社は、取引先への価格の引き上げ交渉…

【金型生産実績】2020年8月 26.8%減の238億3,700万円

【金型生産実績】2020年8月 26.8%減の238億3,700万円

プレス型は28.9%減、プラ型は17.9%減  2020年8月の金型生産は、前年同月比26.8%減の238億3,700万円と大きく落ち込んだ。前年8月は17.6%増と前々年よりも大きく伸びており、変動幅が大きくなった。前…

【金型生産実績】2020年12月 19.7%減の305億800万円

プレス型は25.1%減、プラ型は11.9%減 2020年12月の金型生産は、前年同月比19.7%減の305億800万円となった。前月比では1.6%増加した。数量は前年同月比0.8%の微増(前月比は6.9%増)で4万953…

関連サイト