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がんばれ!日本の金型産業特集
IS DESIGN 池田 英樹 社長

コラボで金型づくり
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設計や立ち上げで金型メーカーをサポート

自動車や弱電関係などの射出成型用プラスチック金型設計業を行う。2001年に同社を創業した池田英樹社長は成形メーカーの出身で、その後中国事務所(厦門科樂普科枝有限公司)を立ち上げ、中国での活動を始める。
大手製品メーカーが中国などアジア諸国に製造拠点を設ける動きが加速し、金型の現地調達化も進んでいることから、日本企業と中国企業双方の強みを生かしたビジネスを考え、「コラボ金型」の取り組みを始める。「コラボ金型」とは、国内金型メーカーの依頼を受け、同社を経由して中国金型メーカーに生産委託する金型製作総合支援サービスのこと。国内金型メーカーと同社との入念な打ち合わせによって承認された金型図面を中国事務所に送り、そこから依頼を受けた金型の特長、精度などに合わせて最適な中国金型メーカーを選択。製造・トライ時の立ち上げ、指導などは同社が行い、国内金型メーカーの時間やコストを削減する。池田社長は「このサービスは国内の金型メーカーから中国で製造できないかと相談を受けたことから始まった」と話す。金型製作仕様書を中国向けに翻訳することや製造された金型の輸入業務などは同社で行い、国内金型メーカーの利便性向上を図っている。
同サービスは大阪府より「経営革新計画承認企業」に認定された。同社は日本金型工業会の会員でもあり、今後顧客開拓に向け注力している。

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日本の金型の一助になるため

プラスチック射出成型用金型設計を主力に、前述の「コラボ金型」に加え、3Dプリンター(オランダ製)などを用いた「試作モデル」も行っている。国内製品メーカーから受けた試作品製作を中国の試作モデルメーカーに依頼することもある。中国企業との関係性が強いと感じるが、「金型設計以外のコラボ金型を含む他のサービスは国内金型メーカーが受注してもらうためのサービス」だと池田社長。国内での金型受注が増加すれば、主力の設計事業も受注量が増える。「国内の金型メーカーの一助になることが前提だ」。展示会に出展すれば、展示会先で出会った商社やメーカーから金型メーカーの紹介を依頼されることも多々あり、企業と金型メーカーの間に立って、互いの利益を図る取り組みに力を注ぐ。
次に向け取り組んでいるのはホームページのリニュアール。「現在は会社概要程度だが、ホームページから受注が得られるような営業マン的な役割を担えるものに作り上げたい」。年内までに完成予定としている。社内体制の構築も大切だ。同社には営業マンがおらず、営業の経験も少ないため、社員全員に営業マンとしての役割を必要とする。「当社には営業ノウハウというものがなく、外部から営業の指導を受けることもある」と池田社長。まずは受注量を増やし、社内での設計の技量を上げながら仕事をこなす体制を構築したのち、営業体制も整えていく。

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会社メモ

代表者=代表取締役・池田 英樹氏
=専務取締役・田中 正雄氏
設立=2006年
主な事業=射出成型用プラスチック金型設計、製品設計、試作モデル、コラボ金型
従業員=5人
住所=大阪府八尾市佐堂町2-3-15久宝ビル301
電話=072・929・1336
FAX=072・929・1338
E-mail=mail@is-design.net
協力会社=厦門科樂普科技有限公司
LY未来科技厦門有限公司
太田設計事務所
所属団体=日本金型工業会
大阪中小企業家同友会 東大阪西支部
八尾商工会議所
主な設備=CADmeister(日本ユニシス)、CADCEUS(日本ユニシス)、MYPAC(倉敷機械)など。

金型新聞 平成26年(2014年)9月10日号

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