埼玉県川口市で70年以上続く老舗鋳造用金型メーカーに生まれた。幼い頃から創業者の祖父に「3代目はお前だ」と言われて育ってきた。 高校に上がる頃には自然と会社を継ぐことを意識した。大学は理工学部に入り、機械工学を学んだ。後…
この人に聞く 2014 C&Gシステムズ 塩田 聖一社長

「金型は世界的には成長産業」―。そう話すのはCAD/CAMメーカー、C&Gシステムズの塩田聖一社長。コンピューターエンジニアリング(CE)とグラフィックプロダクツ(GP)の合併から4年半、年平均の成長率10%が何よりの証拠だ。
国内外こだわらず、金型に特化し続けてきたことが最大の要因で、サポート体制はその好例だ。同社はニーズに応じて、ダイレクトサポート(DS)とビジネスパートナー(BP)モデルに分類。DSは海外でも日本と同等のサポートや教育を提供し、BSは現地の代理店にサポートを一任する代理店完結モデルだ。
このDSモデルが日本同様のサポートを求める海外展開する金型メーカーやユーザーの内製部門などから評価を得た。「現地でも日本と同じ金型づくりをしたい日本工場にご評価頂いた」ことが、国内市場での拡販にもつながったという。
製品も金型に特化。プレス型に強い「EXCESS」やモールド型に強い「CAM―TOOL」を継続的に刷新。SOLIDWORKS向けのプレス金型用3次元CAD「CGPressDesign」も米DSソリッドワークス社からゴールド製品の認定を受けた。
将来の目指す姿は金型CAD/CAM市場の「グローバル・ニッチ・トップ」だ。既にDSモデルを強化すべくタイ、インドネシア、中国と拠点を開設済みで、現地スタッフを戦力化し、大成を強化している。「ニーズがある地域にはできるだけ拠点を増やしたい」と更なるサポート体制の拡充を進める考えだ。
金型新聞 平成26年(2014年)9月10日号
関連記事
金型メーカーから技術を発信 粉末やレーザーなど、多くの要素を最適に制御しなければいけないため、金属3Dプリンタによる金型づくりは簡単ではありません。また、何でも作れる魔法の杖でもありません。それでも参入したのは、切削加工…
オンデマンド受託製造を手掛けるプロトラブズ(神奈川県座間市、046-203-9100)は今年6月から、CNC切削加工サービスで「当日出荷オプション」の提供を開始した。これまで標準3日、最短翌日だった出荷をさらに短縮する。…
自動車の電動化(EV化)に伴い、ものづくりも大きな変革期を迎えている。従来のエンジン車には搭載されなかった電動化部品の需要が高まり、新規需要の取り込みが部品メーカー各社の大きな課題となっている。その中、ハイテン材加工の車…
いかにトライ数を減らすか ―アルミ材用金型に取り組んだきっかけは。 「1988年にホンダのNSXに関わったのがきっかけ。オールアルミボディを採用した自動車で、当社では一部の金型を手掛け、量産はほぼ全てのアルミ部品の生産…


