金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

21

新聞購読のお申込み

大分県工科短大が講座、保全技術者を育成

産業集積を促進
DSC00002_R

 大分県はこのほど、平成26年度の「金型技術者育成講座」の開講式を大分県立工科短期大学校(大分県中津市)で開き、同講座受講者の16社21人が参加した。金型の保全技術者の確保と技術の集積を図り、産業集積を促進するのが目的で、育成講座3講座を開講。大分県産業集積推進室、大分県立工科短期大学校、大阪府ものづくり支援課、大阪産業振興機構、大分県自動車関連企業会が主催している。
 挨拶に立った大分県商工労働部の西山英将部長は「九州における自動車生産台数は平成24年度に142万台、平成25年度も137万台と高水準となっている。さらに成長の見込まれる次世代自動車に対応するため、基幹部品の製造技術や高機能材料の成形技術の高度化など、生産現場の人材育成を図ることが求められる」と語り、同校の佐伯心高校長も「自動車部品の多くは射出成形金型を使用し、この保全が製品の品質に大きな影響を与える」と講座の意義を語った。
 同講座にはダイハツ九州、明星金属工業など自動車メーカーや金型企業が協力している。金型技術育成3講座はプレス金型実践講座、射出成形金型実践講座、金型補修技能講座に分かれて行う。
 同日は自動車産業振興セミナーとして「~真のmade in 九州をめざして~」をテーマにダイハツ九州相談役の魚井和樹氏が講演。ダイハツのものづくりコンセプトはシンプルでスリム、コンパクトを目指し、ムダを排除することに力を注ぎ、「アジアで通用する安くて良いものを生産する」。特に同社は品質向上を掲げ、「品質意識の高い人材育成による更なる品質向上」の必要性を説き、金型技術に関しても、考える大切さ、設備を最大限引き出す人の力が重要とした。

金型新聞 平成26年(2014年)12月10日号

関連記事

KMC 測定表自動作成ソフトを発売

測定管理をデジタル化 KMC(川崎市高津区、044・322・0400)はこのほど、金型や部品などの測定データのデジタル化と自動測定表作成が可能なソフトウエア「測定電子カルテ」を発売した。測定器メーカー問わず対応。月額3万…

ケイ・エス・エム 金型技術生かし、医療やロボに参入【金型の底力】

徹底して顧客の声を聞く 高温の射出成形用金型を得意とするケイ・エス・エムは医療機器分野への参入やロボット販売など事業の多角化を進めている。新事業の立ち上げで苦労する企業が多い中、成功しているのは「金型技術をコアにものづく…

ダイジェット工業 5軸加工用工具

 縦横無尽シリーズ ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)はこのほど、5軸加工用工具のラインアップを拡充し「縦横無尽シリーズ」として発売した。 高精度刃先交換式バレル工具「ミラーバレル」や高精度ソリッ…

ムトー精工 新工場向け用地を落札 電動車部品を増産

ムトー精工はこのほど、岐阜県各務原市の本社工場の近くに新工場向けの用地を落札したと発表した。増加する電動車向けの受注増加に対応する。工場の着工や規模などは今後詰める。 岐阜県各務原市が進めている工業団地の用地2万2724…

守りから攻めへ<br>ー本紙金型メーカーアンケートー

守りから攻めへ
ー本紙金型メーカーアンケートー

生産性向上や技術開発 守りから攻めの設備投資に転じる金型メーカーが増えている。日本工作機械工業会によると、金型メーカー向けの受注額の4―9月期累計は前年度比で4割超増加した。これまでの買い控えの反動や、補助金や減税などの…

トピックス

関連サイト