金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

11

新聞購読のお申込み

大分県工科短大が講座、保全技術者を育成

産業集積を促進
DSC00002_R

 大分県はこのほど、平成26年度の「金型技術者育成講座」の開講式を大分県立工科短期大学校(大分県中津市)で開き、同講座受講者の16社21人が参加した。金型の保全技術者の確保と技術の集積を図り、産業集積を促進するのが目的で、育成講座3講座を開講。大分県産業集積推進室、大分県立工科短期大学校、大阪府ものづくり支援課、大阪産業振興機構、大分県自動車関連企業会が主催している。
 挨拶に立った大分県商工労働部の西山英将部長は「九州における自動車生産台数は平成24年度に142万台、平成25年度も137万台と高水準となっている。さらに成長の見込まれる次世代自動車に対応するため、基幹部品の製造技術や高機能材料の成形技術の高度化など、生産現場の人材育成を図ることが求められる」と語り、同校の佐伯心高校長も「自動車部品の多くは射出成形金型を使用し、この保全が製品の品質に大きな影響を与える」と講座の意義を語った。
 同講座にはダイハツ九州、明星金属工業など自動車メーカーや金型企業が協力している。金型技術育成3講座はプレス金型実践講座、射出成形金型実践講座、金型補修技能講座に分かれて行う。
 同日は自動車産業振興セミナーとして「~真のmade in 九州をめざして~」をテーマにダイハツ九州相談役の魚井和樹氏が講演。ダイハツのものづくりコンセプトはシンプルでスリム、コンパクトを目指し、ムダを排除することに力を注ぎ、「アジアで通用する安くて良いものを生産する」。特に同社は品質向上を掲げ、「品質意識の高い人材育成による更なる品質向上」の必要性を説き、金型技術に関しても、考える大切さ、設備を最大限引き出す人の力が重要とした。

金型新聞 平成26年(2014年)12月10日号

関連記事

社内で金型を製作
三菱日立ツール

開発や加工提案につなげる  三菱日立ツール(東京都墨田区、03・6890・5101)は、金型についての知見を深めようと、社内で初めて金型を製作した。4月に東京ビッグサイトで開かれた「インターモールド2019」で披露した。…

7月の金型生産実績

7月の金型生産実績

前年同月比 1.8%減の311億7,400万円 プレス型は16.7%減、プラ型は18.4%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2016年7月の金型生産実績をまとめた。それに…

リョーエイ ダイカスト向け離型剤塗布システムを開発

産業用設備の設計・製作やアルミダイカスト製品の検査サービスを手掛けるリョーエイ(愛知県豊田市、0565-29-6060)はダイカスト向け離型剤塗布システムである「小型エコスプレーシステム」を開発した。従来システムより離型…

北川精機 金型や部品、安全・効率的に保管 【金型応援隊】

搬送装置などを手掛ける北川精機は金型保管や電極、部品の保管に効果的なストッカー「ソリッドストッカー」の提案を強化している。工場の高さに合わせて自由にレイアウトできるのが特長だ。 国内の工場は大きなスペースが確保しづらく、…

金型工場にIoT化の波<br>稼働状況などを監視

金型工場にIoT化の波
稼働状況などを監視

生産効率向上に活用  金型製造現場をIoT(モノのインターネット)化する動きが出始めている。マシニングセンタ(MC)や放電加工機など生産設備の新旧やメーカーを問わずに、それらの機械情報を取得し、クラウド上で分析できるシス…

トピックス

関連サイト