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プラモール精工の脇山社長が講演 無停止成形による省人化

日本金型工業会プラスチック型部会に登壇

日本金型工業会はこのほど、令和7年度第1回プラスチック型部会を開催した。プラスチック金型やガスベント部品などを手掛けるプラモール精工(宮城県富谷市、022・348・1250)の脇山高志社長が講師として講演。正会員や賛助会員など、合わせて25人が参加した。

プラモール精工 脇山高志社長

講演のテーマは「20%を超える省人化を実現 『瞬間吸引金型』革命」。同社が開発したガスベント製品「ガストース」などを金型に組み込み、長時間の無停止成形を可能にすることで、大幅な省人化の実現を提案した。

射出成形の無停止成形を実現するには、内圧上昇を防ぐことが重要となる。内圧上昇を防ぐ手段として、真空引き成形があるが、課題も多かった。「真空引き成形は、空気の侵入を防ぐため、金型全体をシールする必要がある。そのため、金型の費用が増加してしまう。また、吸引口も狭いため、吸引能力が低かった」(脇山社長)。

同社のガスベント製品「ガストース」などは、金型をシールする必要がない。また、吸引面積は製品の大きさに応じ自由に増やすことも可能で、吸引能力も高い。

同社は真空引き成形と区別するため、ガスベント製品「ガストース」などを組み込んだ金型を「瞬間吸引金型」と名付けた。「吸引能力が優れた『瞬間吸引金型』を活用すると、長時間ガスベントが詰まらない。メンテナンス作業や成形条件の調整が激減するため、大幅な省人化が可能だ」(脇山社長)。

今後、金型メーカー、成形メーカーが共に発展していく上で、互いがメリットを享受できる関係構築の重要性も訴えた。脇山社長は「成形メーカーは無停止成形を可能にする金型の提供を受けることで、省人化を実現可能とする。一方、金型メーカーは、生産性を向上する付加価値の高い金型を提供し、金型の単価を上げることができる。無停止成形を目指せば、互いがWin‐Winの関係を築けるはずだ」と語った。

金型しんぶん2025年8月10日号 

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