国内最大級の工作機械見本市「MECT2023」が10月18日~21、ポートメッセ名古屋(名古屋市港区)で開催され、77,225人が来場した。会場では、工作機械メーカーや切削工具メーカーなどが最先端の技術を披露した。 大型…
プラモール精工の脇山社長が講演 無停止成形による省人化
日本金型工業会プラスチック型部会に登壇
日本金型工業会はこのほど、令和7年度第1回プラスチック型部会を開催した。プラスチック金型やガスベント部品などを手掛けるプラモール精工(宮城県富谷市、022・348・1250)の脇山高志社長が講師として講演。正会員や賛助会員など、合わせて25人が参加した。

講演のテーマは「20%を超える省人化を実現 『瞬間吸引金型』革命」。同社が開発したガスベント製品「ガストース」などを金型に組み込み、長時間の無停止成形を可能にすることで、大幅な省人化の実現を提案した。
射出成形の無停止成形を実現するには、内圧上昇を防ぐことが重要となる。内圧上昇を防ぐ手段として、真空引き成形があるが、課題も多かった。「真空引き成形は、空気の侵入を防ぐため、金型全体をシールする必要がある。そのため、金型の費用が増加してしまう。また、吸引口も狭いため、吸引能力が低かった」(脇山社長)。
同社のガスベント製品「ガストース」などは、金型をシールする必要がない。また、吸引面積は製品の大きさに応じ自由に増やすことも可能で、吸引能力も高い。
同社は真空引き成形と区別するため、ガスベント製品「ガストース」などを組み込んだ金型を「瞬間吸引金型」と名付けた。「吸引能力が優れた『瞬間吸引金型』を活用すると、長時間ガスベントが詰まらない。メンテナンス作業や成形条件の調整が激減するため、大幅な省人化が可能だ」(脇山社長)。
今後、金型メーカー、成形メーカーが共に発展していく上で、互いがメリットを享受できる関係構築の重要性も訴えた。脇山社長は「成形メーカーは無停止成形を可能にする金型の提供を受けることで、省人化を実現可能とする。一方、金型メーカーは、生産性を向上する付加価値の高い金型を提供し、金型の単価を上げることができる。無停止成形を目指せば、互いがWin‐Winの関係を築けるはずだ」と語った。
金型しんぶん2025年8月10日号
関連記事
セミナー[交流センター3階会議ホール/定員250人/聴講無料] テーマ「自動車」 クルマ作りの概念が変わる 講演①「カーボンニュートラルを見据えたモノづくりの進化」 日時:10月20日(水) 13:00~14:00 講師…
超高精度油ワイヤ放電加工機MXシリーズ 三菱電機公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 小形の精密電子部品やモータコアなどの中形自動車用駆動部品をはじめとした高精度金型では、長時間の安定したワイヤ放電加工が求められており…
明星金属工業のプレス金型工場を見学 大阪府大東市のものづくり企業など8社の事業を見学できる「だいとうおーぷんふぁくとりーこんたくと」(参加延べ人数1103人)が11月3日、開かれた。明星金属工業はプレス金型の工場見学会や…
型技術協会は6月23、24日、「型技術者会議2022」を大田区産業プラザPiO(東京都大田区)で開催する。事前申し込み制で、申し込み締め切りは6月6日まで。参加費(講演聴講)は主催・協賛団体会員が1万1000円、一般が2…


