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ー金型メーカー若手100人アンケートー
〝挑戦〟に金型の魅力
達成感や協働が活力
多様な技術にやりがい
若手技術者がモチベーションとなっているのは「挑戦」―。本紙が技術者を中心に若手100人に実施したアンケート調査で、若手技術者の多くが、新たな技術に挑戦したり、チームでものづくりしたりすることに喜びを見出していることが分かった。様々な加工を経験できることや、金型には2つとして同じものがない「飽きない」ことにも面白さを感じている。「金型はものづくりの礎」とする回答もあるなど、金型に誇りを持っている若手技術者も少なくない。一方で、「外に向け業界を発信すべき」とする提言もあった。詳細はー金型メーカー若手技術者アンケートー「金型への熱い思い」ページへ。
経済産業省の工業統計によると、2014年の日本の金型メーカーの従業員数は8万3000人強。10年前と比較すると8割にまで減少しており、競争力を維持していくうえでも、若手技術者の確保や育成が喫緊の課題となっている。
若手技術者は日々何を思い、金型業界をどう見ているのか。技術者を中心に若手100人にアンケート調査を実施し、金型づくりの喜びや楽しさ、金型業界の魅力などについて聞いた。
新たな技術研究
若手技術者の大きなモチベーションの一つとなっているのが「挑戦」だ。「難しい型構造に挑戦できること」や「複雑形状に挑戦している時」、「今なお最新の技術を探求できる」、「海外進出」など、新たな技術や展開に楽しさを感じている若手は多い。
「チームワーク」や「達成感」
「チームワーク」もやりがいを感じる部分だ。「自分一人ではなく人と協力し製品を作り上げていくこと」や「各工程がベストを尽くさないと完璧な金型にはならない」などの回答が多かった。技術者としての「達成感」も重要な要素。「鏡面に仕上げられた時」や「厳しい寸法精度内におさめられた時」など、一つのものを協力して、完璧に完成させた時にも喜びを感じている。
課題の領域の幅広さ
「技術の多様性」にも面白さがあるようだ。「他の製造業に比べ、切削、研磨、放電、設計とものづくりの全てを体感できること」や「2つとして同じものがない」ことなど、技術者として「飽きず」に、新たなことに挑戦できることも金型づくりの楽しさのようだ。
金型が社会を支えている
金型業界の魅力については、ものづくりの根幹であることや無から有を生み出すことに誇りを持っている人が多い。「金型は技術の礎(いしずえ)」や、「金型なしでは何も生まれない。何もないところから生まれる技術」、「金型が作り出す製品が世界で活躍していること」などを魅力としてあげる回答が目立った。
次世代に希望を
業界に望むことは、「日本の金型のすごさを世界に発信する活動を」や「未来の若者も働きたいと思ってくれるような業界になって欲しい」など、若者や外に向かって金型をアピールすべきだとする提言もあった。
金型新聞 平成28年(2016年)6月3日号
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