自動化、トータルで提案 NC(数値制御)装置付き放電加工機が金型加工で広く使われ始めた1970年代。電極の調整は、高い技能を持った職人の手で行うのが当たり前だった。そうした時代に、誰もが簡単に精度良く電極を取り付けられ…
金型工業会西部支部・型青会
来年インターモールドに共同出展
清水氏(福井精機工業)が会長に
日本金型工業会西部支部の青年会である型青会は4月6日、大阪科学技術センター(大阪市西区)で、来期に向けた取り組みを話し合う意見交換会を開き、同会メンバー7人が出席し、2018年4月に大阪で開かれるインターモールドをめどに、型青会メンバーで共同出展する方向で決まった。
新たに同会会長に就任した清水一蔵氏(福井精機工業専務)は「他の支部の青年部に負けないように頑張っていきたい」と抱負を語った。意見交換会では展示会出展のほかに、「商品企画」や金型をもっと世間一般に知ってもらう工場見学会など、様々な意見が出された。
その中で活動の柱として決定したのが展示会の共同出展。今後はPRも必要と考え、プレスリリースの配布や出展する展示会の選定、出展品の検討など、フェイスブックなどSNSを使いながら密に連携していくことを確認した。
金型新聞 平成29年(2017年)5月12日号
関連記事
誰でも高精度な研削 金型づくりで欠かせない研削加工。仕上げに近い工程のため、熟練技能を必要とする領域は多い。しかし近年、長年培った経験やノウハウを持っていなくても高精度の研削加工ができる機械や装置などが登場している。人手…
工数半減・停止時間を縮小 スタートアップのカミナシ(東京都千代田区、03・6206・0374)は、設備保全業務を一元管理できるクラウド型DXサービス「カミナシ設備保全」の提案を強化している。同サービスは設備の異常発生や修…
プレス加工メーカーのシミズプレス(群馬県倉賀野市、027-320-2880)は今年10月、金型工場を新設した。これまでプレス量産工場内にあった金型加工設備を移設。金型加工の高精度化を図り、モータコア用金型など新規分野の開…
自社製品でB to Cへ 自社製品の開発へ舵を切る 「顧客から選ばれる技術を持たなければいけない」と岩谷社長は話す。 プラスチック・ダイカスト金型を手掛け、大きさは小物~850tまで製造可能だ。多くの企業がオンリーワン技…



