金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

20

新聞購読のお申込み

金型メーカーも医療へ メディカルジャパン大阪2018
大学などと連携図る

抜針器

抜針器

 メディカルジャパン2018(主催:リードエグジビションジャパン)が2月20~22日にかけ、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開かれ、医療機器・開発展に金型メーカーも多数出展し、金型製造をはじめ、成形技術や微細加工など独自の強みを活かした提案や大学などと連携を図った取り組みなどを披露した。

 大阪府八尾市の共同ブースで出展した樹脂金型メーカーのテクノグローバルは、奈良県立医科大学と共同開発したがん患者の薬液の投与時に使用するヒューバー針を安全に抜く抜針器などを展示。金型製造から生産、組立まで一気通貫で行っている強みを活かしている。同社の髙田弘之社長は「近々新しく開発した医療機器も発表する」と医療機器分野に手応えを感じている。自動車内装部品などの電鋳金型を手掛けるKTX(愛知県江南市)は自動車内装で培った加飾技術を活かし、CTスキャンのベッドを披露。同社は病院やものづくり企業が参加し新産業創出や街づくりを図っているMBTコンソーシアムにも参画している。

 国内の医療機器市場は2兆7000億円(2015年)で、米国に次ぐ第2位の規模だが、メーカー別売上高でみると、欧米メーカーに押されている。今後は日本人に最適な医療機器の開発が課題であり、金型を含むものづくり企業との連携強化が重要になる。

金型新聞 平成30年(2018年)3月10日号

関連記事

【金型テクノラボ】岡本工作機械製作所 大型プレートの高精度、高効率な平面研削技術

順送プレス金型などの大型プレートは、平面度を維持するために再研削によって何度も繰り返し使用されている。また、焼き入れ処理を行うため、反りが発生し、加工時間の増加や測定方法などが課題となっている。ここでは、このような金型プ…

IoT金型でサブスク型ビジネスモデルを構築 IBUKI【特集:利益を生むDX】

DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 IoT×特許で価値創造 繁閑の波が激しい中で、いかに…

明石プラスチック工業が兵庫県・フレッシュミモザ企業に認定

プラスチック金型及び成形を行う明石プラスチック工業(兵庫県明石市、078・936・1601)は『女性活躍』をテーマに女性の採用を強化。産休・育休制度に加え、キャリアアップ制度など女性が安心して長く働ける環境を整えたことで…

米山金型製作所が「微細成形ラボ」を設立するワケ

微細成形ラボを設立 量産化までの支援サービスを提供 自動車や医療などの精密プラスチック射出成形用金型を手掛ける米山金型製作所は今年9月、微細成形技術が提供可能な「微細成形ラボ」を設立する。既存設備よりも大型の射出成形機を…

自動化で変わる人材 マルチ技術者を育成【自動化で変わる金型メーカー】

生産性の向上、人手不足への対応、人を介さないことによる品質向上—。目的や狙いは様々だが、金型メーカーにとって自動化は待ったなしだ。しかし、自動化には様々な変化が伴う。機械設備の内容もこれまでとは異なるし、自動化を進めるた…

トピックス

関連サイト