工具管理システムの生産、販売を手がけるWinTool Japanはこのほど、工具管理システム「WinTool」の最新バージョン「WinTool2022.2」をリリースした。 同社の「WinTool」は、切削工具やツーリン…
黒田理事長が 再選
岐阜県金型工業組合

岐阜県金型工業組合(黒田隆理事長・黒田製作所会長)は大垣フォーラムホテル(岐阜県大垣市)で第50回通常総会を開き、役員改選が行われ、黒田理事長が再選した。
「今日は50回目の総会で令和元年にあたり記念すべき年で感激している」とし、「50年間で私が6代目の理事長になる。振り返ると、昭和、平成にかけて好景気だったバブル期やリーマンショックによる長い厳しい時期が続き、様々な企業がグローバル化し、金型企業も少なからず、海外展開を図っている。当組合も韓国の金型組合との提携や韓国の工業高校生との国際インターンシップほか、県内の工業高校生による金型コンテストを実施しており、今年で4回目を迎えようとしている。今年は令和元年で、組合もスタートの年と気持ちを新たに邁進していきたい」と挨拶した。今期の事業計画では組合の活性化や金型人材の育成や定着促進をテーマに、各種セミナーやIoT活用推進事業の模索、工業高校「金型コンテスト」実施など、様々な事業に取り組む。
50周年記念パーティーでは岐阜県中小企業団体中央会会長表彰をカトーメテックの加藤丈詞社長と養老精器工業の松本勝美会長に、組合功労者としてホンダ四輪販売丸順の今川順夫会長と大垣精工の上田勝弘会長に感謝状が贈られた。上田会長は「時代も移り変わり、金型企業数は減少しているが、岐阜県は金型生産地として全国5位前後に位置し、自動車産業もある。これからも皆さんと共に頑張っていきたい」と話した。
金型しんぶん 2019年6月7日
関連記事
100〜500万円の機械が対象 小林機械(群馬県館林市、0276・74・4406)はこのほど、みずほリース(東京都港区)と提携し、簡易審査による中古機械のリースを開始した。動産総合保険を付与し、割賦販売にも対応する。現金…
EVや5G関連に提案 三井精機工業(埼玉県川島町、049-297-5555)はこのほど、カメラレンズや精密部品用金型などの微細加工向けマシニングセンタ「PJ303X」と、大型プレート加工に適したジグ研削盤「J750G」を…
生産効率向上し、需要増に対応 耐摩耗工具メーカーとして国内トップシェアを誇る冨士ダイス。超硬合金製のダイスやロール、製缶用金型、ガラスレンズ成形用金型など耐摩耗工具に特化した事業を展開し、来年には創業70年を迎える。「…
プレス型は25.1%減、プラ型は11.9%減 2020年12月の金型生産は、前年同月比19.7%減の305億800万円となった。前月比では1.6%増加した。数量は前年同月比0.8%の微増(前月比は6.9%増)で4万953…


