研究開発が新たな道 リーマン・ショック以降需要が回復しているものの、これがいつまで続くのか。自動車の電気化やインターネットの技術革新が産業構造にどんな影響を及ぼすのか。それが、日本の金型メーカーの多くの経営者が抱く未来…
金属AM国際シンポジウム
金沢大学
市場動向や活用法など紹介

金沢大学は9月13日、石川県立美術館(石川県金沢市)で「第1回金属AM国際シンポジウム」を開催した(写真)。装置やソフトウエア、金型メーカーなどが講演。約120人が参加した。
同大学は今年6月、次世代の製造設計技術を研究開発するために、「製造設計技術研究所」を設立。中でも金属材料を用いた付加製造技術(金属AM=金属積層造形)を中核テーマとしており、今回のシンポジウムの開催に至った。
シンポジウムでは、金属積層造形機メーカーのGEアディティブ日本統括責任者のトーマス・パン氏や、金属AM向けソフトウエアを手掛けるオートデスクのピーターロジャース氏による講演のほか、金型メーカーの七宝金型工業や石川工業試験場が参加したパネルディスカッションも開かれた。
パネルディスカッションでは、金属AMの市場動向や普及に向けて必要なことなどについて議論が交わされた。AM普及の鍵についてGEアディティブのパン氏は「上から出てくるのを待っていてはいけない。自分たちの製品でAMがどう使えるかを考えることが重要」と述べた。また、七宝金型工業の林信久氏は「金属AMに取り組んだことで、新規顧客の獲得にもつながっている」と話した。
金型しんぶん 2019年11月10日
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