指先でミクロンとらえる磨きの達人 指先はミクロンの誤差をとらえる。神経を研ぎ澄まし、砥石に力を加え、鏡面に仕上げていく。その技能で「なにわの名工若葉賞」にも選ばれた。金型磨きの達人だ。 整備士として勤めていた車の販売…
日新精機 社長 中村 稔さん
〜ひと〜
ユーチューブでものづくりの魅力伝える

「皆さん、どうもこんにちは」。動画投稿サイト「ユーチューブ」で、自身を模したキャラクターとアニメーションにのせてものづくりの基礎知識を解説する。話題は自身が手掛ける冷間圧造金型に関するものから素形材産業全般までと幅広い。
きっかけは自身の経験から。文系出身で入社当時は機械の使い方はもちろん、現場で飛び交う言葉の意味すら分からなかった。自分で調べたり、先輩に聞いたり、一から勉強して知識を身に付けた。
一方で、今は労働時間が短く、勉強に使える時間も少ない。もっと効率良く学べるものはないかと考えたのが「ユーチューブ」だった。
ビジネス書やニュースを短い時間で分かりやすく解説している動画にヒントを得た。心がけるのは、「分かりやすく」「楽しく」「短く」の3つ。「この仕事の魅力や面白さに気付いてもらうきっかけになれば良い」。
出展した展示会では、超硬合金で製作したゴルフクラブや輪ゴム銃で、アトラクションを企画。「まずは興味を持ってもらうこと。それが自社のPRや社員のモチベーションアップにつながる」。
アニメの声優や他のアニメーション系ユーチューバーにならい、当面は素顔や年齢を明かさずに動画を投稿していく。「『どんな人がやっているんだろう』と興味を持ってもらえたら、嬉しいですね」。
https://www.youtube.com/channel/UCVxDpmjpdtC7zUCcMgphMGQ
日新精機の公式チャンネルは、上記URLから。
金型新聞 2020年7月1日
関連記事
岐阜大学が2018年に3カ年の研究開発である「スマート金型開発拠点事業」を始めた。労働人口減少時代を想定し、従来にはない高効率な生産システムの確立を目指し、金型を使った量産システムの不良率ゼロを目標に掲げる。同事業は文…
業界の弱体化は顧客にマイナス ユーザーと金型メーカーはどちらかが欠けても成り立たない「イコールパートナー」だと訴えてきました。我々の事業を安定させるためにも、値上げは粘り強く要求していくべきで、そのためには足並みをそろえ…
イベント通じ、町工場の楽しさ伝える 本業の司会業やナレーションのかたわら、町工場に子どもたちを集め、ものづくりの楽しさを伝えるワークショップ「町工場たいけん えんにち!」を企画する。町工場親善大使を名乗る、中小製造業の応…
当社は創業から50年間、冷間圧造金型一本で事業を続けてきました。しかし、10年後も同じように事業を続けていられるかというと、そうは考えていません。今ある仕事は相当減っていると思います。感覚的な予測になりますが、だいたい3…


