GFマシニングソリューションズ(横浜市神奈川区、045・450・1625)は今年8月、AM事業部長の小林貞人氏が社長に就任した。放電加工機やマシニングセンタ(MC)、自動化システムなどを手掛ける同社は今後、日本の金型業界…
城南村田 フェイスシールドを製作
コロナをチャンスに
青沼社長

「金型メーカーとして、コロナ禍で何かできることはないかと思ったのです」。そう話すのは、金型技術を活かし、フェイスシールドを作成した城南村田(東京都大田区、03-5744-3555)の青沼隆宏社長。
普段はチョコレートなどの贈答用食品トレイ向けの真空成形金型と成形を手掛ける。今年は新型コロナウイルスにより受注は激減。稼働率は80%に落ち込んだ。
さらに、緊急事態宣言で人との接触を8割減らすように求められた。青沼社長は、「製造業で8割減は難しい。そう考えてしまうのが、言い訳をしているみたいで悔しかった。別の部分で貢献したいと思った」。
目を付けたのがフェイスシールドだった。医療の現場はひっ迫し、足りないと知った。お面のようなものだから、真空成形金型で作れるのではないか。それがきっかけだった。
結果的には、抜き型で作成することにした。ただ、「抜き型を作る上で、真空成形金型の製作成形技術が活かされた」(青沼社長)。角2サイズに入るコンパクトなフェイスシールドの製作に成功した。
地元大田区をはじめとした全国の医療機関に無料配布。さらに販売も開始した。医療機関のほか、手話通訳など、表情で伝える必要があり、マスクを使えない職種などからの反響が大きいという。
「ピンチはチャンス。厳しい時こそ動かないと始まらない。動くことで、何に貢献できるかをこれからも考えていく」。
金型新聞 2020年9月10日
関連記事
テラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)は、2019年に設立された金型補修用レーザー溶接機メーカー。高品質でありながら低価格を実現し、独自技術を活かしたユーザビリティの高い製品を提供する。「『直す』とい…
中小製造業ではフレキシブルな対応や生産性向上を図るためのデジタル化が喫緊の課題だ。 2016年創業した『ものレボ』は現場の工程管理、在庫管理、受発注管理、分析などの見える化を図るDXアプリ『ものレボ』を開発し、従来ホワイ…
本田技研工業 四輪事業本部ものづくりセンター 完成車開発統括部車両企画管理部 生産製造企画課製造デジタル・グループ エキスパート・エンジニア 田岡 秀樹氏 CASEから「PACE」へ 金型の重要性変わらず …
システム会社立ち上げた金型経営者 クラシック音楽事務所の営業から父親が創業した鋳造・ダイカスト金型メーカーに転職。会社を受け継いだ後、工程管理を手掛けるシステム開発会社を設立した。異色の金型経営者だ。 入社した当初は…


