高精度に金型を加工するために不可欠なツールの測定や管理は従来、熟練技能者によって行われてきた。しかし人手不足や生産性向上を背景に、製造現場の自動化ニーズは高まっておりロボットを活用したツールプリセッタや機上測定などが登場…
ゼネテック 設備の稼働状況を遠隔監視
「工場診断パック」も

ゼネテック(東京都新宿区、03-3357-3044)はこのほど、工場設備の稼働モニタリングシステム「GCモニター」を発売した。新旧問わずどんなメーカーの機械設備でも簡単にIoT化が図れ、遠隔地から稼働状況が確認できる。
同社開発の稼働モニタリングデバイス「MH101A08」で工作機械・設備の稼働配線から直流 または交流のON/OFF信号を取得し、電源や稼働、停止などの運転状況を可視化できる。デバイスはクランプ式で簡単に取り付けることができる。
取得したデータは、同社独自のIoTプラットフォーム「Surve‐i」上に蓄積される。システムはクラウドサーバ、オンプレミスサーバのいずれにも対応する。
同社が取り扱う3Dシミュレーションシステム 「FlexSim」と組み合わせ、3か月レンタル期間内で自社の生産能力を確認できる「3カ月工場診断パック」も同時に発売する。
金型新聞 2020年12月10日
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