日本の金型の未来を担う人材。それは今、危機的状況を迎えています。少子化が進み、就職する学生の数が減り続けている。当社のある大阪府でも特に公立工業高校で定員割れが相次ぎ、数年後にも数校が廃校します。もの作りに興味を持つ高卒…
「選べる工具40万点、金型メーカーにより便利に使ってほしい」さくさく社長・溝口典宏氏
切削工具販売サイト「さくさく」は4月1日、新たに国内外メーカー約40社の商品約40万点の取り扱いを始めた。1年以内をめどに、それらの商品の性能や価格を比較し選べるようにするなど利便性を高めていく。サイトを運営する、さくさく(大阪市中央区、06-6271-0339)の澤口典宏社長にその理由や狙いを聞いた。

さわぐち・のりひろ
1967年生まれ、大阪市出身。91年大阪工機(現Cominix)に入社。2009年中阪貿易(上海)有限公司総経理、14年西部第二営業本部副本部長、15年取締役業務部長、20年常務取締役、21年さくさく社長に就任。
4月1日から取扱商品を大幅に増やしましたね。
今回新たに増やすのは国内や海外の有力メーカー約40社の約40万点。旋削チップやエンドミル、ドリル、リーマ、バリ取り工具、ロウ付けバイトなど部品や金型加工に用いる切削工具を網羅的に取り扱う。これでこれまでの取扱商品と合わせて約40万数千点になった。今後も取り扱うメーカーと商品点数は増やしていく。
その狙いは。
部品や金型メーカーなどにより便利に使ってもらうため。サイトを開設した当初(2020年)は自社ブランド「さくさく」の工具約数千点を取り扱っていた。しかしこの品揃えではあらゆる分野の加工ニーズに応えられない。商品点数を豊富にしていくほか、より利便性に優れたサイトにしていきたい。
利用者にとって利便性の高いサイトとは。
部品や金型メーカーは経験のある加工は高度な技術やノウハウを持っていてそのための工具は自らの判断で容易に選ぶ。しかし経験の浅い加工に挑むとき、工具選定で悩み、困る。そんなときに技術課題にマッチする工具を難無く探し、選び、購入できる。工具を選ぶときについ頼りにしてしまうサイトにしたい。
その具体的な機能は。
欲しい工具の型番を入力し検索すると、それに類似する全ての工具を抽出する。さらにそれらの抽出した工具には性能や価格の情報や加工動画などを見ることができる。工具を選ぶとき、そうした周辺情報を得ることができ、判断しやすい。
性能の裏付けは。
親会社のテクニカルセンターでの加工テストに基づく。工具一つひとつをマシニングセンタや複合加工機で実際に加工する。その結果をもとに推奨加工条件を導き出し掲載している。加工動画もその風景などを撮影したものだ。
6月30日まで送料無料キャンペーンを実施していますね。
注文してから届くまでの時間も利便性の一つ。さくさくで商品を注文すれば18時までの注文で最短当日出荷が可能。ぜひキャンペーン期間に試して欲しい。(別倉庫在庫品は15時30分までの注文で最短当日出荷可能)
金型新聞 2022年4月10日
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