材料費や電気代の高騰が続き値上げが不可避の中、金型メーカーのユーザーへの価格転嫁は進んでいるのか。本紙はその実態を調べるため、金型メーカーにアンケートを実施した。結果から、値上げが受け入れられるようになりつつあるものの道…
2025年2月金型生産実績 前年同月比 6.7%減の247億円
プレス用金型は2.3%増、プラ用金型は17.7%減
2025年2月の金型生産は、前年同月比6.7%減の247億378万円となった。前月比では11.0%増だった。数量は前年同月比9.6%増、前月比では26.1%の大幅増となり3万5,391組。重量は前年同月比7.5%の減少、前月比では10.0%増の9,887トンとなった。
プレス用金型の金額は95億9,866万円で前年同月比2.3%の減となった。前月比では31.6%の大幅増だった。数量は前年同月比27.9%の大幅減、前月比では6.2%の増。重量は前年同月比3.8%減、前月比では27.9%の大幅な増加となった。
プラスチック用金型は、金額が82億8,646万円で、前年同月比で17.7%の大幅減、前月比では7.8%減となった。数量は前年同月比9.4%減(前月比では0.6%の微減)、重量は同23.5%増(前月比では11.4%の減)となった。
ダイカスト用金型は前年同月比9.5%増の34億2,864万円。鋳造用金型は同1.5%の増加となり4億8,497万円、ガラス用金型も同3.9%増の2億1,374万円となった。。鍛造用金型は同2.6%減の17億771万円、ゴム用金型は同1.7%減で6億3,229万円、粉末冶金用金型は同10.0%減の3億5,131万円だった。
金型生産は依然として先行き不透明な状況が続いている。



金型新聞 2025年5月10日
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