今年6月の日本金型工業会の総会で、3期6年会長を務めた小出悟氏(小出製作所社長)に代わり、新たに会長に就任した山中雅仁氏(ヤマナカゴーキン社長)。「金型づくりはもっとワクワクできる魅力的な仕事のはず。ワクワクするために儲…
パンチ工業 大連工場 研究開発部 呂 国健さん(26) 〜ひと〜
5軸MCで原寸大のシャトルを作った

原寸大のバドミントンシャトルをアルミ合金で作り上げた。羽の厚みは0.6㎜と薄く、細い。そんな加工難度の高い形状を、5軸マシニングセンタ(MC)を駆使して加工した。その高い技術力と柔らかいものを金属で表現するという独創性が評価され、社内の技能コンテストで金賞を受賞した。
パンチ工業の中国グループでは毎年、従業員の技術力向上を目的とした技能コンテストを開催している。今年は日本グループも参加し、過去最高の約400人が技術力の高さや独創性を競い合った。その中での栄誉に、「光栄に思いますし、会社に感謝しています」。
5軸MCを担当し、金型部品の加工や難加工品の工法開発を手掛ける。「5軸MCは治具や工具、プログラムなど事前の準備が重要。加工前に問題点をきちんと予測して加工しないと良いものはできません」。優れた技能と仕事への高い意識を持ち、上司からは「まじめでチャンレンジ精神にあふれた人材。若い世代の重要な技術者の1人」と評される。

幼い頃から手を動かしてものを作るのが好きで、大学では機械加工を学んだ。将来は、「なんでもできる技術者になりたい」と幅広い知識とノウハウを持った技術者を目指す。さらに今後は自分だけでなく、後輩の育成にも取り組む。「次は、自分が育てた人材と一緒に金賞を目指したい」。
金型新聞 2021年1月10日
関連記事
大手切削工具メーカーの京セラは9月、高硬度材加工用(微細加工)のソリッドボールエンドミル「2KMB」を発売し、微細加工市場に参入した。これまで旋削チップなどを強みとしていた同社が焼入れ鋼など高硬度材を使用する微細加工市場…
加工技術者に新たな呼称 ミクロン台の誤差に収まる精度、鏡のように美しい仕上げ面—。こうした加工は、卓越した技術力と並々ならぬこだわりを持った技術者が高精度な機械を駆使して初めて実現する。この職人と呼ばれる人たちを「マシ…
新天地を求めて、世界に進出していった日本の金型メーカーは、何を考え、どんな苦労や課題を乗り越えて、取り組みを進めてきたのか。また、さらなる成長に向け、どんな青写真を描いているのか。中国、タイ、メキシコ、アメリカ、欧州そ…
ギガキャスト向け提案強化 独ALPHA LASER社のレーザー溶接機を正規輸入販売するALPHA LASER JAPAN(佐賀県鳥栖市、0942・50・9662)は今年6月、金型製作や溶接補修などを手掛けるGALAXYホ…


