金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

16

新聞購読のお申込み

三井精機工業 金型向けMC新機種の新機種

EVや5G関連に提案

三井精機工業(埼玉県川島町、049-297-5555)はこのほど、カメラレンズや精密部品用金型などの微細加工向けマシニングセンタ「PJ303X」と、大型プレート加工に適したジグ研削盤「J750G」を発売した。EVや5G関連などの金型加工を中心に提案していく。

微細加工向けマシニングセンタ「PJ303X」は、X・Y・Zの各直線軸にリニアモータを採用し、早送り速度は毎分20mを実現。A、Cの各回転軸はダイレクトドライブ(DD)モータ駆動にし、高速、高精度な加工を可能にした。

主軸の回転数は5万回転で、テーブル寸法は180㎜。回転式2段扉で正面操作扉の開口幅を広く確保し、段取り作業性を向上させた。価格は4300万円(税別)。

ジグ研削盤「J750G」は、X軸1530㎜、Y軸1020㎜で、ジグ研削盤としては国内最大のストロークを実現した。価格は1億2800万円(税別)。高効率化のために大型化するモータコア金型用プレート加工のニーズに対応する。

砥石自動切込み(U軸)はマイナス3~プラス50㎜と広範囲にすることで、1本の砥石で径の異なる穴を連続自動で加工が可能。また、砥石自動交換装置と自動計測・補正機能を搭載し、加工から測定、加工の一連工程を自動化できる。

加藤欣一社長は、「高精度が当社の強み。今後、需要拡大が予測されるEVや5G関連など、高い精度が要求される金型加工に適した機械と加工ノウハウを提供していきたい」としている。

金型新聞 2021年4月10日

関連記事

パンチ工業 3Dスキャナ計測サービスを開始

不具合の原因究明 パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は今年1月、3Dスキャナを活用した新サービス「3D計測パートナーズ」の提供を開始した。従来の測定では難しかった製品の形状を測定し、測定データを加工・分…

独自の型構造を採用
トヨタ自動車

アンダーカットで新工法  トヨタ自動車は独自の金型構造を採用した新たなアンダーカットの処理方法を開発した。これまでに比べて高い意匠面が得られるほか、設計時間の短縮や、金型の保全の手間削減にもつながる。この機構は特許も取得…

【金型テクノラボ】高硬度金型の加工に最適な工具の開発

情報通信産業や自動車産業の進歩に伴い、部材の集積・小型化が進んでいる。部材の生産に用いられる高硬度な金型の加工では工具の摩耗が早く進行する課題があるほか、様々な被削性のある被削材の加工にも対応する必要がある。本稿では、こ…

サンエール 3層放電ワイヤを発売

高精度・超高速加工 サンエールは、世界初の3層亜鉛構造を採用し、高精度・超高速加工を実現する放電加工ワイヤ「SPW+ε(イプシロン)」を3月から発売する。 真鍮を芯線としε—γ—βの3層からなる非常に厚い高濃度亜鉛層を有…

マーポス 画像解析式ツールセッター「VTS」で工具の状態をもっと見える化

繰り返し精度0・2μmで測定 精密金型の加工では、サブミクロン単位の寸法精度が求められる。切削工具の摩耗や刃先状態のわずかな変化が品質に直結するため、工具状態の正確な把握は欠かせない。また近年は、半導体や光学部品、医療機…

トピックス

関連サイト