金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

11

新聞購読のお申込み

【この人に聞く】アイセル社長・望月貴司氏 「面白い企業だと感じてもらえる環境をつくる」

リブランディングを実施

アイセル(大阪市中央区)はこのほど、リブランディングを実施し、企業イメージの刷新を図った。企業ロゴの変更やアイコンの作成、製品のデザインの統一といった対外的な部分での変更に加え、社内では改めてミッション、ビジョンの策定。今後は社員一人一人が「アイセルらしさ」を意識して働けるよう、意識改革にも取り組むという同社の狙いを、望月貴司社長に聞いた。

ミッションを明確に定め、HPを一新

今回のリブランディングの目的は。

企業イメージの確立。これまでアイセルでは、FA用部品や金型のガイドなど、様々な業種向けの製品を開発、販売してきた。その過程で「アイセルの商品とはこういうもの」というイメージは確立できていたと思う。しかし、「アイセルとはこんな会社」というイメージは作れていなかった。今回のリブランディングは、後者のイメージを確立させることが目的。社名を聞いただけで、面白い企業、良い製品を作る企業だと感じてもらえる環境を整える。

具体的に、どの様な変更を行ったのか。

企業としてのミッション、ビジョンを明確に定めた。また、会社概要やホームページのデザインを大幅に変更した。ミッションは「未来を豊かにする、ときめきを」、ビジョンは「閃き、驚く、アイデアを世界へ」とした。社員全員が、お客様にときめいてもらえる方法、新しいアイデアを常に考える企業を目指す。

デザインの点では、会社概要やホームページ、企業ロゴなどを大幅に変更した。会社概要はミッションを全面に推し出したデザインにし、企業理念を伝えるものにした。製品カタログは開発秘話などを挟むことで、読んでいて面白いと思えるものを目指した。ホームページもIT企業のようなデザインに一新。面白い企業であることが一目で伝わるようにした。

「面白い企業」というブランドを
製品デザインも「アイセルらしさ」

今後の動きは。

社内での勉強会を通じて、今回定めたミッション、ビジョンが会社全体に浸透するよう、教育に注力する。社員一人一人が「アイセルらしさ」をもって行動するための行動規範を明確にし、企業イメージを浸透させる。また、製品のデザインも大きく変更させる。高級感のある黒色の本体に、金色のラインが2本入ったデザインで統一。製品を一目見て、「アイセルの製品だ」と認識してもらえるようにすることで、ブランド力を高める。

目指す姿は。

業界のフラグシップ。世の中にないものを作る、製品を見てわくわくする、というイメージを持ってもらえる企業でありたい。ひらめきやアイデア、独自の発想をもった製品を作り、満たされないニーズを満たす。製品を使って、「ときめき」を感じてもらう。それがアイセルのミッションであり、最終的な目標。

金型新聞 2021年5月14日

関連記事

「常識にとらわれない挑戦が競争力の源泉」エフアンドエム代表取締役・市井宏行氏

事業を継続するために常識にとらわれず挑戦するそれが競争力の原動力に 変わり者とか常識外れとよく言われます。世の中であまり知られてない頃に5軸加工機を購入したり、たびたびCAD/CAMや工作機械の機種を変えたり。どうも周り…

【この人に聞く】三菱電機産業メカトロニクス事業部事業部長・清水則之氏「生産性高めるサービスを提供する」

 高精度、高性能な放電加工機で金型産業に貢献してきた三菱電機(東京都千代田区、03-3218-2111)。近年は、機械だけでなく、遠隔地からのメンテナンスサービスやAI技術の活用など金型づくりの高度化に対応するサービスや…

ワークス 三重野計滋社長に聞く 尖った技術に仕事は集まる

ワークス(福岡県遠賀町、093・291・1778)は、ガラス製マイクロレンズアレイ(MLA)など超精密のレンズ金型を手掛ける。微細精密なMLAは自動車のヘッドアップディスプレイや小型プロジェクター、ウェアラブルなどで需要…

アルファミラージュ 低価格内視鏡を金型分野に拡販【金型応援隊】

比重計の製作やスチームクリーナーなど各種機器・器材の販売を手掛けるアルファーミラージュ(大阪市都島区、06-6924-2631)はこのたび低価格工業用内視鏡「MRA‐28W」と「MRT‐40TH」の販売を開始した。 「M…

キヤノンモールド 技能育伝推進課長 植武 春彦さん(56) 〜ひと〜

育成のプロ、名匠塾の塾長  社内の技術者に研削や切削など加工の基礎を教える「名匠塾」の塾長。塾生は10年間で全社員の3分の1に当たる168人。同社のものづくりを支える育成のプロだ。  入社時は「おシャカ製造機」と言われる…

トピックス

関連サイト