次世代自動車用小型モータやセンサ、産業用ロボットの圧力制御機器などの筐体に用いられるステンレス製の深絞り加工品は今後需要増加が期待される一方で、時期割れの発生や工程の複雑化などの加工課題も少なくない。大貫工業所が開発した…
テクノア 作業実績情報を可視化
連携型検査・工程実績収集システム

生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する連携型検査・工程実績収集システム「Ez‐Collect」を発売した。手書きやExcelで管理していた製造現場の生産計画や作業実績や検査成績などの実績情報をデータ化し、調査・分析することで問題の早期発見や課題解決の取り組みをサポート。必要な機能のみから運用でき、簡単操作など導入しやすいシステムとなっている。
主な特長は①製造現場で必要な生産計画情報から出荷前検査まで登録でき、まずは検査実績からなど、必要な機能を絞ったスモールスタート仕様に対応。その後、運用範囲の拡大も可能だ②タッチパネル入力を採用し、現場作業者の「作業実績入力」「検査実績入力」も簡単。各入力画面の登録内容をマスタ化すれば、項目選択と数字入力のみで結果登録もでき、作業者の入力負担も軽減。また、蓄積したデータをExcelファイルに出力する機能(標準機能)など用途に応じてデータ利用ができる。③同社製生産スケジューラ「Seiryu」や生産管理システム「TECHSシリーズ」など外部システムとの連携もでき、生産計画情報と実績情報との比較といった予実対比も可能。
IT化を図ることで手書きの作業日報のデータ化や分析も可能になり、工程不良や検査不良など問題の早期発見や過去データとの参照・共有でミスの再発防止につながる。また、登録した検査実績データで自社フォーマットの検査成績報告書の出力もでき、書類探しや過去実績調査など事務工数の削減にも貢献する。
金型新聞 2021年7月10日
関連記事
自律走行できる搬送システム DMG森精機は加工ワークの搬送や着脱など工場内の物流搬送を自動化し、工場全体のデジタル化を実現する次世代搬送システム「WH‐AGV5」の販売を開始した。 自社開発の無軌道型AGVと人協働ロボッ…
高精度・超高速加工 サンエールは、世界初の3層亜鉛構造を採用し、高精度・超高速加工を実現する放電加工ワイヤ「SPW+ε(イプシロン)」を3月から発売する。 真鍮を芯線としε—γ—βの3層からなる非常に厚い高濃度亜鉛層を有…
「金型メーカーが情報管理をするのは、自社の知的財産を守るためと顧客情報を守るための2つの意味で重要だ」と話すのは、飲料や化粧品などのプラスチック金型を手掛ける打田製作所の打田尚道社長。同社は15年ほど前に社内で情報シス…
大同特殊鋼はこのほど、3Dプリンタ用金属粉末「DAP‐AM」シリーズの第3弾として、「LTX420」の販売を開始した。同製品は、プラスチック金型に適したステンレス系粉末。連続的な造形において、割れを抑えるとともに、大型サ…


