ガイド〜位置決めをユニット化 ユーロテクノ(東京都杉並区、03-3391-1311)はこのほど、アガトン社(スイス)の射出成形金型用ローラーガイドピン「AGS」を発売した。ガイドから位置決めまでを一つのユニットで行うこと…
テクノア 作業実績情報を可視化
連携型検査・工程実績収集システム

生産管理システムなどを手掛けるテクノア(岐阜県岐阜市、058-273-1445)はDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する連携型検査・工程実績収集システム「Ez‐Collect」を発売した。手書きやExcelで管理していた製造現場の生産計画や作業実績や検査成績などの実績情報をデータ化し、調査・分析することで問題の早期発見や課題解決の取り組みをサポート。必要な機能のみから運用でき、簡単操作など導入しやすいシステムとなっている。
主な特長は①製造現場で必要な生産計画情報から出荷前検査まで登録でき、まずは検査実績からなど、必要な機能を絞ったスモールスタート仕様に対応。その後、運用範囲の拡大も可能だ②タッチパネル入力を採用し、現場作業者の「作業実績入力」「検査実績入力」も簡単。各入力画面の登録内容をマスタ化すれば、項目選択と数字入力のみで結果登録もでき、作業者の入力負担も軽減。また、蓄積したデータをExcelファイルに出力する機能(標準機能)など用途に応じてデータ利用ができる。③同社製生産スケジューラ「Seiryu」や生産管理システム「TECHSシリーズ」など外部システムとの連携もでき、生産計画情報と実績情報との比較といった予実対比も可能。
IT化を図ることで手書きの作業日報のデータ化や分析も可能になり、工程不良や検査不良など問題の早期発見や過去データとの参照・共有でミスの再発防止につながる。また、登録した検査実績データで自社フォーマットの検査成績報告書の出力もでき、書類探しや過去実績調査など事務工数の削減にも貢献する。
金型新聞 2021年7月10日
関連記事
500角100㎏に対応 DLCなどのコーティングを手掛ける日本アイ・ティ・エフ(京都市南区、075-931-6282)が、大型金型のDLCコーティング加工に力を入れている。自動車のマルチマテリアル化などを背景に金型へのコ…
荒、仕上げ用など3製品 MOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、刃先交換式工具シリーズから高送りラジアスミルなど3製品を発売した。製品ラインアップを拡充し、金型加工の多様なニーズに対応する。…
チバ・テクノ(横浜市港北区、045-473-9933)はこのほど、ネットショップで、ワイヤ電極線の1巻単位での少量販売を開始した。ワイヤ放電加工の使用頻度の低い少量ユーザー向けのニーズに対応する。 販売するのは、最も…
管理、調達を効率化 近年の金型工場では人手不足が深刻化しており、デジタル技術の導入による製造工程や管理工程などの効率化に向けた取り組みが加速している。多くの企業がセンシング技術を活用した見える化をはじめ、ITツール導入に…