金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

19

新聞購読のお申込み

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン 臭気少ない放電加工油発売

荒加工~仕上げまで対応

ブラザー・スイスルーブ・ジャパン(名古屋市中区、052-750-7560)はこのほど、金型の放電加工に最適な放電加工油「ブラソスパークGT250」を発売。無色透明で臭気が少なく、快適な加工環境の実現と荒加工から仕上げ加工まで幅広い加工に対応し、優れた洗浄性と高品質な表面仕上げを可能にする。

同製品はGTL技術を用いた低粘度合成タイプで、無色透明なため、加工中の視認性も良好だ。硫黄、オレフィン、芳香族成分が少なく、臭気も少ない。低揮発性、高引火点で安全な加工環境を実現できるほか、荒~仕上げまで幅広い放電加工に対応し、グラファイト(黒鉛)電極・銅電極のどちらにも適合。

主な製品データは、粘度(40度):2.5㎜2/s、引火点:110度、銅腐食性:1a(60度3時間)、外観:無色透明。

金型新聞 2022年4月10日

関連記事

浜松工業技術支援センター SUS系粉末で金型造形

静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター(浜松市浜名区)は、ステンレス系粉末を用いたプラスチック用金型の造形技術を開発した。これまで3Dプリンタでの造形が難しいとされていたSUS420J2系金型材料に相当する粉末で残…

電極線製品をリニューアル
沖電線

真円度4分の1  沖電線(川崎市中原区、044-766-3171)はこのほど、電極線製品を全面リニューアルした。電極線全製品の真円度を現行品の4分の1の0・25μmまで抑えたほか、パッケージも一新。5月から国内販売を開始…

【Breakthrough!】金属3Dプリンタ

ダイカストやプラスチック金型で金属3Dプリンタが採用されるケースが出始めてきた。造形条件の確立、レーザーの進化による高速造形など作業性の改善が背景にある。マルエージング鋼やSKD61相当材など金型に適した粉末材料が登場し…

高硬度綱の高能率加工
オーエスジー

Aブランド高硬度鋼用超硬ボールエンドミルシリーズ 現場の課題  金型加工で特に増えている高硬度材の加工を高効率化したい。 提案・効果  Aブランド新製品の高硬度鋼用超硬ボールエンドミル高能率型4刃「AE-BM-H」と高精…

匠ソリューションズ 型内部の温度可視化<br>異常を早期発見

匠ソリューションズ 型内部の温度可視化
異常を早期発見

 匠ソリューションズ(仙台市、022・342・1888)は、金型内の温度変化をリアルタイムで測定できるワイヤレス温度計測システム「TWINDS‐T」を開発した。樹脂金型やダイカスト金型などの金型内部の温度を可視化し、製品…

トピックス

関連サイト