大分県で操業する自動車部品メーカーの技術者が金型の保全技術を学ぶ「金型保全技術者育成講座」。熟練のノウハウを持つ金型のプロが実践さながらの保全技術を指導する。大分県ではいまも県内で金型保全を補完できる環境が整っていない。…
工作機械受注8月 金型向けが約3倍増
補助金が下支え
金型向け工作機械受注が好調だ。日本工作機械工業会が発表した2021年8月の金型向け国内受注額は前年同月比約3.3倍の33億300万円となった。「事業再構築補助金」などの補助金が需要を下支えした。
金型向けが30億円を超えるのは16年7月以来、約5年ぶり。前月比も約2.2倍増加した。1-8月の累計額は前年同期比54.7%増の140億9700万円となった。
背景には補助金効果がある。「事業再構築補助金」(6月採択)では採択企業の約3割が製造業で、金型関連も多く、高精度機や大型機の導入による新分野への展開が目立った。同時期に採択された「ものづくり補助金」の6次締切分も影響した。
金型新聞 2021年10月10日
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