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【金型生産実績】前年同月比 6.5%増の294億3,100万円

プレス型は4.6%減、プラ型は13.5%増

2021年7月の金型生産は、6.5%増の294億3,100万円となった。前月比でも3.7%増と前月に続き回復した。数量は前年同月比0.8%減と微減。前月比でも3.4%減の3万9,586組、重量は前年同月比20.4%増、前月比では3.7%増の1万1,971トンとなった。

プレス用金型の金額は前年同月比4.6%減だが、前月比では7.7%増の120億500万円となった。数量は前年同月比で12.4%増え、重量ベースでも同10.2%増と伸長した。

プラスチック用金型は、金額では前年同月比13.5%増(前月比では2.7%増)の105億8,900万円と大きく増えた。数量は前年同月比4.7%減(前月比では6.7%の減少)、重量は同41.2%増(前月比でも20.3%増)と大幅増だった。

特に目を引いたのは鍛造用金型。前年同月比で70.9%増の18億2,300万円と前月に続き前年を大きく上回った。前月比では3.0%の微減だった。鋳造用金型は、前年同月比9.9%の増となり4億2,000万円。前月比でも21.4%増となった。ゴム用金型は前年同月比25.0%増の7億4,400万円。ダイカスト用金型は前年同月比5.8%増の32億3,400万円。粉末冶金用金型は前年同月比1.2%減の4億600万円、ガラス用金型は同1.9%増の2億1,000万円となった。金型生産は回復基調にあるとみられるものの、自動車生産の停滞や半導体不足などによる開発計画への影響を注視したい。

金型新聞 2021年10月10日

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