金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

12

新聞購読のお申込み

大垣精工 アニール処理工場を建設

HDD部品の需要に対応

大垣精工(岐阜県大垣市、0584-89-5811)は同社熱処理工場の隣接地に新たなアニール処理工場を建設し、需要が高まっているHDD(ハードディスクドライブ)部品の生産能力強化を図る。工場の稼働は今年2月を予定。

新アニール工場は敷地面積が約999㎡、建築面積は約589㎡、延べ面積は約1169㎡で、これまで分散していた洗浄や化学研磨、アニール処理、外観検査などの工程を集約し、社内物流の効率化を図ることで、データセンターなど需要が高まっているHDD部品の生産体制を強化する。上田勝弘会長は「アニール処理設備を従来の2基から3基へ増設することで、炉のメンテナンスなどリスク管理につながるほか、社内物流の効率化を図ることで需要増加に応える体制を構築することができる」と語り、同じくHDD部品を生産する長崎工場も拡充を図っている。

また、同社が生産する触媒用ハニカム金型やモータコアの試作金型なども世界的な自動車の環境規制の高まりやEV化の推進で需要が増加すると見込まれる。上田会長は「今後も排ガス規制などの環境対策で、ハニカム金型や酸素センサなどの需要が見込める。さらに、EV化が進めば、保安部品も動き出すことが期待でき、そうした需要増加に対応できる体制を整えたい」と展望を語った。

金型新聞 2022年1月10日

関連記事

三陽製作所 薄板に極小穴の離れ業 【金型の底力】

車の電動化はチャンス 「先代から金型があれば、どこでも生産できる。だからこそ、金型技術が最も重要な要素になる」と話す近藤章夫専務。同社は二輪・四輪向けプレス金型及びプレス加工で、主にエンジンやミッションなど内燃機関の部品…

松井製作所 金型温調器を発売

大型や多数個取りにも対応 プラスチック成形用設備・システムの製造販売を手掛ける松井製作所(大阪市中央区、06・6942・9555)はこのほど、金型温度調節器「MC6シリーズ」を新発売した。同製品は、大型金型や多数個取りの…

電極工程の自動化で9割のコスト削減に成功 キャノンモールド【特集:利益を生むDX】

DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 電極の測定プログラム自動作成 精密プラスチック金型を…

サンユー技研工業 ブロー金型メーカーを買収

内製能力向上でコスト削減 ダイカスト金型メーカーのサンユー技研工業(三重県津市、059・254・2200)は6月末、ブロー成形金型を手掛けるオーム技研工業(千葉県白井市、047・4914858)を買収した。買収額は非公開…

米谷製作所、車部品メーカー傘下に

電動化、小物部品に事業拡大 ダイカスト金型メーカーの米谷製作所は今年2月、自動車部品メーカーの田中精密工業グループに入った。自動車の電動化によって事業領域の拡大が求められる中、単独での経営は難しいと判断した。既存事業を継…

トピックス

関連サイト