AI機能搭載の図面検索システムを導入 精密プラスチック金型を手掛けるキヤノンモールドは、キヤノン生産技術部門と共同で開発したAI機能搭載の「類似図面検索システム」を2022年に導入。これを活用し、誰でも簡単に見積もり算出…
大垣精工 アニール処理工場を建設
HDD部品の需要に対応

大垣精工(岐阜県大垣市、0584-89-5811)は同社熱処理工場の隣接地に新たなアニール処理工場を建設し、需要が高まっているHDD(ハードディスクドライブ)部品の生産能力強化を図る。工場の稼働は今年2月を予定。
新アニール工場は敷地面積が約999㎡、建築面積は約589㎡、延べ面積は約1169㎡で、これまで分散していた洗浄や化学研磨、アニール処理、外観検査などの工程を集約し、社内物流の効率化を図ることで、データセンターなど需要が高まっているHDD部品の生産体制を強化する。上田勝弘会長は「アニール処理設備を従来の2基から3基へ増設することで、炉のメンテナンスなどリスク管理につながるほか、社内物流の効率化を図ることで需要増加に応える体制を構築することができる」と語り、同じくHDD部品を生産する長崎工場も拡充を図っている。
また、同社が生産する触媒用ハニカム金型やモータコアの試作金型なども世界的な自動車の環境規制の高まりやEV化の推進で需要が増加すると見込まれる。上田会長は「今後も排ガス規制などの環境対策で、ハニカム金型や酸素センサなどの需要が見込める。さらに、EV化が進めば、保安部品も動き出すことが期待でき、そうした需要増加に対応できる体制を整えたい」と展望を語った。
金型新聞 2022年1月10日
関連記事
自動車向けプラスチック金型を手掛けるコヅカテクノ(名古屋市港区、052-381-2268)は3月、本社工場に太陽光パネルを設置し、稼働した。カーボンニュートラル達成に向けて、消費電力の削減を図り、2030年までに13年比…
自動車生産減が影響で下期停滞 ニチダイの22年3月期決算は、売上高123億100万円(前年同期比13.7%増)、営業利益2億1700万円(前年同期は3億3900万円の赤字)となり、増収増益だった。 主力の冷間鍛造金型など…
自社ブランドなどで魅力発信 東京都葛飾区の住宅街に工場を構えるミヨシは、アルミ製の簡易型やカセット型を主力とする。試作や小ロット生産向けに、成形までを一貫で手掛け、一歩進んだ人材育成にも力を入れる。こうした取り組みを基盤…
Ⅹ線CT解析ソフトを活用 採用が増えている金属AMによる金型の入れ子部品。ただ、明確な品質保証データがないことが採用への大きな壁となることは多い。造形後のワークからだけでは内部の巣の有無や、密度などの数値データを把握する…


