金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

11

新聞購読のお申込み

大垣精工 アニール処理工場を建設

HDD部品の需要に対応

大垣精工(岐阜県大垣市、0584-89-5811)は同社熱処理工場の隣接地に新たなアニール処理工場を建設し、需要が高まっているHDD(ハードディスクドライブ)部品の生産能力強化を図る。工場の稼働は今年2月を予定。

新アニール工場は敷地面積が約999㎡、建築面積は約589㎡、延べ面積は約1169㎡で、これまで分散していた洗浄や化学研磨、アニール処理、外観検査などの工程を集約し、社内物流の効率化を図ることで、データセンターなど需要が高まっているHDD部品の生産体制を強化する。上田勝弘会長は「アニール処理設備を従来の2基から3基へ増設することで、炉のメンテナンスなどリスク管理につながるほか、社内物流の効率化を図ることで需要増加に応える体制を構築することができる」と語り、同じくHDD部品を生産する長崎工場も拡充を図っている。

また、同社が生産する触媒用ハニカム金型やモータコアの試作金型なども世界的な自動車の環境規制の高まりやEV化の推進で需要が増加すると見込まれる。上田会長は「今後も排ガス規制などの環境対策で、ハニカム金型や酸素センサなどの需要が見込める。さらに、EV化が進めば、保安部品も動き出すことが期待でき、そうした需要増加に対応できる体制を整えたい」と展望を語った。

金型新聞 2022年1月10日

関連記事

冨士ダイス 久保井副社長が社長に就任

冨士ダイス(東京都大田区、03-3759 -7181)はこのほど、4日1日付けで久保井恒之副社長が社長に就任する人事を発表した。西嶋守男社長は代表権のある会長に就任する。 久保井氏は、1958年生まれ、東京都出身。81年…

図南鍛工 内製金型の生産性高め、鍛造10ラインに迅速供給【Innovation〜革新に挑む〜vol.9】

建設機械やトラックなどの熱間鍛造部品を手掛ける図南鍛工。鍛造10ラインを備え、最大200㎏の大物部品や深穴中空品など多様な鍛造製品を生産する。競争力の高いものづくりを実現するために金型も内製化。高性能な加工設備やMOLD…

寿原テクノス ガス抜きや冷却技術開発【特集:ダイカスト最前線】

エンジンやステアリング部品など鋳造800~1250tクラス(最大2500tまで)を得意とするダイカスト金型メーカーの寿原テクノスはダイカストの課題を解決する新たな金型技術を次々に発表し、ダイカスト製品の高品質化やサイクル…

サブスク、クラウドで手軽にシミュレーション【特集:シミュレーションの使い方再発見!!】

インターネットなどのネットワークを経由してソフトを提供する「SaaS(サース)」。ファイル共有サービスやビジネスチャットツールなど、さまざまなソフトで普及が進む中、金型設計などで活用するシミュレーションソフトでもクラウド…

日本精機 AM技術でギガに挑む【特集:ギガキャストの現在地】

ソディックと共同開発、大型3Dプリンタを導入 AM技術を武器にギガキャスト向け金型で需要開拓を狙うのが、ダイカスト金型メーカーの日本精機だ。まずは、高い熱交換機能が求められるギガ向け金型で、AMで造形した入れ子部品の採用…

トピックス

関連サイト