金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

15

新聞購読のお申込み

【ひと】BESTOWS 代表取締役・西田 勇さん 現場を知るソフトウェア研究者

大学発ベンチャーとしてBESTOWSを設立した、神戸大学工学部助教。製造AIの研究開発や産業機械・専用機などの設計・製作を手がけるアルムのCTOも務めており、AIが加工プログラムを自動で作成する「アルムコード1」の開発にも携わった。

「机上の研究と現場の実態は大きくかけ離れている。そのギャップを埋められるか否かが、実用化の境目」と言う西田氏。金属加工を手がけるアルムの子会社と連携し、現場の声をすぐに聞ける環境で研究開発を進めたことで、現場の実態に即した実用的なソフトを生み出すことができたのだという。

「現場を見た今の視点で、過去の自分の研究を見返してみると、それは違う、と感じる部分も多い」。

アルムとの出会いのきっかけは、Twitter。自社で開発したソフトを売り込むため、多くの製造業の企業や経営者のアカウントをフォローしている中で、設計の自動化について呟いているアルムの平山京幸社長のアカウントを見つけ、メッセージを送った。

CAMの自動化ができる会社を探していた平山氏は、すぐさま西田氏を訪問。西岡氏が開発した自動化ソフトの将来性について理解を得たことで、共同開発に至った。

今後は、機械学習による進化や、さらに高度な設計ができるよう、ソフトのアップデートに注力する予定。

金型新聞 2022年1月10日

関連記事

キヤノンモールド 技能育伝推進課長 植武 春彦さん(56) 〜ひと〜

育成のプロ、名匠塾の塾長  社内の技術者に研削や切削など加工の基礎を教える「名匠塾」の塾長。塾生は10年間で全社員の3分の1に当たる168人。同社のものづくりを支える育成のプロだ。  入社時は「おシャカ製造機」と言われる…

AMや真空炉など積極投資 北田博治氏(アッサブジャパン社長)【この人に聞く】

ウッデホルムやボーラーブランドで知られる特殊鋼メーカーのアッサブジャパン。昨年には、日本進出70周年を迎え、金属3Dプリンタ(AM)事業の強化や、真空炉を設備投資するなど積極的に事業展開を進めている。世界中で販売するグロ…

切削油をオーダーメイド
サンコーオイル

 「お客様が求める油を作りたい」と語るのは、サンコーオイルの菅大祐専務。同社ではユーザーが求める価格帯や性能、さらには環境への影響まで考慮し、オーダーメイドで切削油の製造を行い、好評を得ている。  切削油のオーダーメイド…

特集〜世界の需要どう取り込む〜
金型のサムライ世界で挑む –中国–

 新天地を求めて、世界に進出していった日本の金型メーカーは、何を考え、どんな苦労や課題を乗り越えて、取り組みを進めてきたのか。また、さらなる成長に向け、どんな青写真を描いているのか。中国、タイ、メキシコ、アメリカ、欧州そ…

【鳥瞰蟻瞰】エスアイ精工社長・指尾 成俊氏 QCD+「E(Emotion=感情)」

選ばれる企業になるために経営者の美意識によって顧客の感性に訴求する 当社は1986年に創業したカーボン素材などの高精度加工を得意とする従業員13人の会社です。主に半導体の製造工程で使用されるカーボン製治具などを手掛けてお…

トピックス

関連サイト