親子2代で旭日単光章を受けた 昨年11月、秋の叙勲で「旭日単光章」を受賞した。創業以来72年連続で黒字経営を続けたこと、2007年に経済産業省から「元気なモノ作り中小企業300社」を受けたことなどが認められた。「個人で…
【この人に聞く】日本金型工業会 西部支部長・山中 雅仁氏「ビジネスの種見つける場」
2月17日、ホテルニューオータニ大阪(大阪市中央区)で、2年ぶりに金型シンポジウムが開催される。「新たな社会環境・新たなステージ・新たな価値を創造 関西からの発信」をテーマに、自動車部品メーカーによる基調講演や、金型メーカーの若手経営者によるパネルディスカッション、小神パーティーを実施する。パネルディスカッションのモデレーターも務める日本金型工業界西部支部長の山中雅仁氏(ヤマナカゴーキン社長)に、開催の意義や意気込みを聞いた。

やまなか・まさひと
1994年米国オハイオ州立大学機械工学科修士課程修了。同年ヤマナカゴーキン入社。1997年に常務取締役に就任。2010年に代表取締役社長に就任、現在に至る。
若手経営者の意識を知る
2年ぶりの金型シンポジウムです。
EVやカーボンニュートラルといった新しい社会環境への対応は、これから必要というよりも当たり前のものになる。EV化の流れにあって、当然ながら金型メーカーに求められることは従来と異なってきている。自動車メーカーはカーボンニュートラルに対する目標を策定しており、金型メーカーを含む多くの関連企業は対応が必須。
基調講演やパネルディスカッションを通して、自動車部品メーカーから期待される、金型メーカーの役割や、金型メーカーが取り組むべき課題とは何かを明確にし、今後に活かせる情報を持って帰って頂きたい。
パネルディスカッションでは、モデレーターを務めます。
今回のパネルディスカッションでは、若手経営者の意識を知る、ということに重点を置き、40代前後の若手経営者4人にパネラーになってもらった。
若い人はベテランの話を聞く機会が多いはずだが、ベテランが若手の考えを聞く機会は意外と少ないので、それぞれの世代の考え方を知る良い機会になるのではないかと思う。
議題は「カーボンニュートラルへの対応」。パネラーの方にはもちろん、それぞれの事例を語ってもらうつもりだ。ただしそれ以上に、若手経営者がどうやってカーボンニュートラルやEVと絡めたビジネスの種を見つけるのか、といった「How」の部分をしっかりと聞き出していきたい。
「How」を聞き出すとは。
単に個別の事例、「What」を聞き出きだしただけでは、あまり意味はないと考えている。事例を紹介しただけでは、結局のところパイの取り合いや価格競争になってしまう。それよりも、どうやってその事例を見つけてきたか、どのように動いたか、といった、ビジネスの種を見つける手法を聞き出していきたい。
若手の経営者たちの「How」を知ることで、ベテラン経営者たちも新しい考え方を取り込み、新しい社会環境に対応するための新しいビジネスを見つけられる。新たな価値を生み出すための、ヒントを得られる場にしたい。
金型新聞 2022年1月10日
関連記事
超精密金型部品や機能性金型部品、金型製作(プレス・モールド)を手掛ける新日本テックは設備や配管内に溜まった水垢(スケール)を除去する金型用水あか防止洗浄液を開発した。射出成形金型の温調水を流す配管のスケール除去などに有効…
「金型づくりへのパッションが強い」—。今年4月、キヤノンモールドの社長に就いた畠山英之氏が抱いた同社への第一印象だ。その情熱を武器に、超精密金型など同社でしかできない型づくりを進める一方、海外拡大や外販強化など「事業ポー…
「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表されるように、「百年に一度の変革期」と言われる自動車業界。金型にとってもその影響は大きく、舵取り次第では将来の成長を左右しかねない。特に、金型へのインパ…
自動車部品向けプレス金型メーカーの進恵技研は今年4月、本社工場に隣接する西工場に新棟を設立し、第7工場として稼働を開始した。門形マシニングセンタ(MC)5台や、40tクレーンなどを設備し、より大物加工に対応できる体制を構…


