自動車用プレス金型メーカーの富士テクニカ宮津(静岡県駿東郡)はロボットを活用し、金型の焼入れの自動化を進めている。自動化システムは、親会社である東洋鋼鈑(東京都品川区)グループ会社の鋼鈑工業(山口県下松市)と協働で開発。…
TOWA 2022年3月期第3四半期連結決算
売上約85%増382億円
旺盛な半導体需要が牽引
TOWAは2022年3月期第3四半期の連結決算を発表し、売上高は382億円(前年同期比84.8%増)、営業利益は90億円(同288.9%増)、経常利益は90億円(同274.4%増)となった。
スマートフォンなどの高速通信規格5G関連やPC、データセンター向けなどの半導体需要が旺盛で、中国での半導体内製化に向けた投資も積極的に行われた。通期見通しは売上高500億円、営業利益115億円を見込む。
セグメント別では半導体製造装置事業の売上高352億円(同93.1%増)、ファインプラスチック成形品事業の売上高13億円(同0.1%増)、レーザ加工装置事業の売上高は16億円(51.5%増)で、中国での半導体モールディング装置・金型やシンギュレーション装置の売上が好調。また、電子部品の需要増でレーザトリマの売上も増加。
金型新聞 2022年3月10日
関連記事
自社ECサイトで販売中 自動車シートなどウレタン発泡用金型やアルミ鋳造を手掛ける東亜成型(大阪市西淀川区、06・6474・5688)は自社製品であるグリルプレート『グリルQ』に続き、『マッスルジョッキ』が大阪市のふるさと…
顧客創造型の営業支援ツールを販売 冷間鍛造金型などを手掛けるヤマナカゴーキン(大阪府東大阪市、072・962・0676)は営業支援ツール開発や中小企業向けDX支援を行う新会社『セーレンス』(東京都中央区、03・6280・…
人材育成で競争力強化 50tから1300tまでの大小さまざまなプラスチック金型を手掛ける榛名モールド。金型の設計製作から試作、量産までを自社で行い、一貫生産体制を実現している。2023年にプラスチックトレイやケースなどを…
ダイカスト金型部品メーカーのキャステックは折れたピンなどの破損原因を無償で解析するサービスを強化している。解析にとどまらず、改善策まで提案するのが特長だ。 サービスの開始は2006年。マイクロスコープや硬さ計など多様な検…


